INTERVIEW
2025/10/17

自分の中に「出島」をつくる。伊那谷で再生する、あなたの好奇心

PROFILE

DEJIMA Lab

長野県伊那谷エリア

JR東海グループの共創型ローカルメディア「conomichi」が新たに立ち上げる、長野県伊那谷エリアを舞台に新しい連続講座「DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ」。

私たちは、いつの間にか会社や地域、文化に縛られて、「こうあるべき」という振る舞いを覚えていきます。本当は、きっともっと自由なはずなのに。

今いる場所で固定化されてしまった役割や常識から抜け出し、本来の自分の好奇心に出会い直す場が、この冬、伊那谷に生まれます。
 

JR東海が運営する共創型ローカルメディア「conomichi」が、長野県伊那谷エリアを舞台に立ち上げる、「DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ」。多様な生き方や営みが息づく、ローカルという「出島」に飛び出し、オンライン講義、現場でのフィールドワーク、参加者同士の交流会、学びや気づきをアウトプットする場など、様々な切り口を組み合わせた連続講座を通して実践的な学びを深めていきます。
 

テーマは「リジェネラティブ=能動的な再生」。地域の再生だけではなく、まずは自分自身の感受性・ワクワクの再生から。
 

EVENT

2025/10/16 更新

【ゼミメンバー募集】DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ

伊那谷を“出島(フィールド)”に、自分の中の好奇心と多義性を呼び覚ます連続プログラム。「興味はあるけど迷っている」「どんなことをやるのか詳しく聞きたい」という方向けに、事前オンライン説明会も開催します。


詳細は こちら から !

 

なぜ今、伊那谷でリジェネラティブなのか。参加者に、そして伊那谷というフィールドにどんな風を起こしたいのか。総合プロデューサーを務める、JR東海の吉澤克哉さん、コンセプト設計を担当するやまとわの奥田悠史さん、コーディネーターとしてプログラムの企画・設計を行う、DEJIMA Labディレクター・伊那谷財団理事の北埜航太さんにお話を伺いました。
 


新しい常識に出会う場所として、自分の中に「出島」をつくる

『DEJIMA Lab』は、自分の中の多義性や多様性のことを考えたり、出会い直したりするための場所でありコミュニティです。全国各地のローカルをフィールドに様々な生き方・考え方を知り、体験・体感するための連続講座を開催し、その上で実践の場を作っていきます。
 

第1弾となる「DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ」は、2024年11月から2025年2月にかけて開催される全12回の連続講座。プログラムの特徴は、学びと実践の両輪にあります。


吉澤:「今回のゼミでは、『リジェネラティブとは何か』という概念を学ぶだけでなく、伊那谷の現場を巡り、地域のプレイヤーと出会いながらみんなで学びを深めていきます。最終的には、参加者自身が伊那谷の人や場を再編集した体験コンテンツやプロジェクトを企画し、『伊那谷リジェネラティブ会議』※1で発表する予定です。単なる座学に留まらず、フィールドワークを通じて、学びを地域で実践し、身体感覚を通して探求していくプログラムを設計しています」

吉澤克哉氏

吉澤克哉(東海旅客鉄道株式会社 事業推進本部 係長 / conomichiプロデューサー)
2016年に東海旅客鉄道株式会社に入社後、社員教育や広報を経験したのち、新規事業担当としてJR東海MARKETの立ち上げに従事。主に企画やプロモーションを担当し、名古屋の行列スイーツ「ぴよりん」の無人受取サービス等、多数のプロジェクトを実現。2023年6月には3人の有志で始めた会社非公認のワーキンググループから、地域と訪れる人をつなぐ共創型ローカルメディア「conomichi(コノミチ)」を事業責任者として立ち上げ。「心ひかれるストーリーで、地域と訪れる人をつなぐ」ことをミッションに、累計27地域で地域共創プロジェクトに取り組んでいる。


各講義のテーマも多様です。リジェネラティブの概念理解から始まり、伊那谷をフィールドに活動する企業・団体を巡るフィールドワーク、編集思考や、PR・マーケティングの視点まで。単なる環境再生ではなく、「自然と調和する」「命が巡る」「もったいないを救う」という、さらに広い意味でのリジェネラティブを学んでいきます。
 

「DEJIMA Lab」の名前は、江戸時代に長崎に置かれていた「出島」から来ています。鎖国政策の中で、外国との文化が混ざり合う窓口として機能していた出島のように、自分のいる場所から少し離れて、いつもと違う人と、いつもと違う経験をして、いつもと違う話をする。自分自身の多義性に出会い、好奇心を再生していく。

コンセプト設計を担当した奥田さんは、今回のテーマである「リジェネラティブ=能動的な再生」は、参加者自身にも向いていると語ります。

奥田悠史氏

奥田 悠史(株式会社やまとわ 取締役/ (一社)◯と編集社 理事 / DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ クリエイティブディレクター)
大学では農学部森林科学を専攻。バックパッカー世界一周を経てライターとして地域の農家さんを取材する毎日を過ごし、デザイン事務所を立ち上げる。2016年に「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに掲げる(株)やまとわを立ち上げる。暮らしの提案が森と暮らしをつないでくことを目指して、森づくりからモノづくり、自然×クリエイティブ事業などに取り組んでいる。2023年より伊那谷の農と森のインキュベーション施設 inadani seesの企画運営も担当。
 

奥田:「新しい常識に出会う場所であることが、出島の役割だと思うんです。僕たちはみんな自由に生きているはずだけど、いつの間にか地域や文化、会社などいろんなものに縛られて、『こういうふうにあった方がいいだろう』という振るまいを覚えていく。たとえば、会社でいつも怒っていると周りに思われている人の話を聞いてみたら、『いや、本当は怒りたくないんだよね。でも誰かがやらないといけないから』と思っていた、なんてことがありますよね。人間って、実はものすごく曖昧な生き物だなと」

そうやって、周りに求められている振るまいからだんだん抜け出せなくなっていく。そんな人が自分と出会い直す場として、「DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ」は生まれました。
 

奥田:「今回の講師の人たちは、そういう振るまいに対して少し違和感を持って、『自分自身だったらどうするだろう?』と問いかけながら生きている人たちな気がするんです。固定化されてしまっているものに対して、もう一度『生き方、考え方はもっと多様で曖昧である』ということを気づき直してもらうような場になったら面白いなと」

※1:人と自然が共に再生され、より豊かになっていく「伊那谷らしいリジェネラティブな営み」とは何か?土の人と風の人が入り混じりながら、観光、産業、文化、精神など様々な切り口で語らうローカルカンファレンス。ゼミを通じて参加者のみなさんに構想いただく、「私と地域のリジェネレーション(仮)」をテーマにしたプログラム企画案の発表も行っていただく予定です。


独自の文化と風土を継承し続けてきた伊那谷の歴史

フィールドとなる伊那谷は、どんな場所なのでしょうか。

伊那谷の里山風景


長野県の南部に位置する伊那谷は、南北に広がる地域一帯の総称です。人口450人の小さな村から、人口9万5000人の市まで、様々な規模感の自治体が残っています。そこには、どうやって自身が楽しみながらその土地で生きていくかを考えている人たちがたくさんいます。
 

吉澤:「伊那谷には、JR東海の飯田線が天竜川の流れに添うように縦に走っています。線路は単線で、伊那谷の風景の中をゆっくりと進む。その一方で、伊那谷を横に横断する形で最高速度500kmを超えるリニアの開通が進んでいます。これまでの風景と、新しい産業をどう混ぜていくのか。今まさに大きなうねりが起きようとしている地域でもあります」
 

コーディネーターを務める北埜さんは、5年前に伊那谷に移住した時のことをこう振り返ります。
 

北埜 航太(conomichi編集ディレクター / 長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター)
1994年、東京生まれ。学習院大学を卒業後、戦略PR会社、HUFFPOSTでの広告制作を経て、2019年に長野県に移住。
それぞれの土地に息づく生業や文化を内発的に継承し、育んでいくために、地域や組織の境界線を緩やかにひらいた「間(あわい)」の場づくりに取り組む。伊那谷財団の理事や、東京大学・NTT東日本・小布施町が運営する「ミライ構想カレッジ」コーディネーターなど。

 

北埜:「初めて伊那谷を訪れたとき、自分にとってのふるさとのような、何か懐かしい感じがしたんです。どうしてだろうなって思ったときに、懐かしさが残り続けてるってことは、昔からのものがずっと継承され、再生され続けているってことなんだろうなと」


歴史を紐解けば、木曽谷が中山道として京都と江戸を繋ぐメインルートだったことに対し、伊那谷は主要な街道から外れていました。ある意味、離れ小島のような場所。だからこそ、独自の文化が残り、風土が守られてきたのではないかと北埜さんは考えています。


北埜:「もう一つの特徴は、寛容さです。八十二銀行財団が長野県の気質を調べたデータによると、伊那谷は『寛容さ』という項目が突出して高いんです。外から来た人を受け入れる土壌がある。僕自身も移住者ですが、よそ者扱いをされたことはほとんどないんですよね」
 


その土地を面白がる好奇心が、営みをリジェネラティブなものにしていく

そんな伊那谷は、リジェネラティブという言葉を使わずとも、古くから自然環境との共生的な営みを実践してきた土地。年輪経営で知られる寒天メーカーの伊那食品工業、「地球との共生モデルを伊那谷からつくる」を企業理念に掲げるグローバル電子部品メーカーのKOA株式会社をはじめ、近年は外から伊那谷に移り住んで再生的な事業を営む人も増えてきました。
 

北埜:「たとえば、今回のフィールドワークで巡る企業や団体は、伊那谷で自然資本や地域資源を活かした再生型ビジネスを展開している人たちです。奥田さんが取締役を務めるやまとわは、伊那谷のアカマツを使った経木(きょうぎ)という伝統技術を再生し、森と暮らしを繋ぎ直しています。Wakka Agriは、耕作放棄地だった棚田を自然栽培で再生し、限界集落に新しい風を吹き込んでいますし、◯と編集社は辰野町の空き家を生かし、ユニークなお店を呼び込み『トビチ商店街』として再定義してきました」
 

奥田:「単純に何かが再生していくというのではなく、意志を持った再生が必要だと思うんです。新しい里山のコンセプトや、地域の未来を考えることに紐づけながら、ひとり一人が自分の中にある本来の自分を再生していく。例えば、子供の頃は人前で踊ったりひょうきんなことをしたりできた子たちが、いつの間にかできなくなっていってしまうみたいな、もともとその人の内面にあるものを、リジェネラティブな取り組みを学ぶことを通して改めて能動的に再生していくことができるんじゃないかと」

conomichiと飯田市が連携して取り組む「里山LIFEアカデミー」では「里山資源から生き方を学ぶ」講座を実施。約2年間で累計350名以上の方が参加する人気コンテンツとなっている。
 

伊那谷で活動する人たちについて、「彼らは多分、再生みたいなことはあまり意識していないと思うんです」と奥田さん。


奥田:「たとえば、先ほど北埜さんも触れていたWakka Agriは人口100人に満たない小さな中尾集落で100枚の田んぼを借り上げて、無農薬でお米を作りながら地域作りの活動を行っています。しかしそれは、地方の集落を再生したいという思いが起点ではなくて、『どうやったら無農薬の自然栽培でうまい米が作れるんだ?』という好奇心。米作りに大切なのは水で、川の一番上流の中尾集落は農薬が流れ込まないからその土地を選んだと。そこから、農業は土地と紐付くからと地域の人たちと共存するためにお祭りを始めた。地域を盛り上げているように見えるけれど、それは結果でしかないということが実はすごく重要なんです。
 


伊那谷の土地や人とふれ合うことで再生する好奇心

「こんな課題を解決したい」といった発想ではなく、ただ「自分がワクワクするから」という純粋な好奇心に従って動く人たち。そしてその実践ができるフィールドと、受け入れる土壌。伊那谷にはそのすべてが揃っているのではないかと奥田さん達は考えています。
 

奥田:「寛容さの話がありましたが、伊那谷にはほどよい隙間の抜けがあるんですよね。傷口を再生させるのに、密閉しちゃったら腐るじゃないですか。でも、風が通るから細胞が動き出す。それに近い感じを、この地域から感じます」


環境の再生と、感性の再生。その掛け合わせによって、能動的に自分自身が再生されていく。そしてそれが結果として地域の再生につながる。人口が減り続ける地域の中においても、「その土地をおもしろがる」という人たちの遊びのような仕事のあり方に触れることで、自分の中にある凝り固まった考えや常識が曖昧なものになるかもしれません。



このゼミを企画する3人も、伊那谷との関わりの中で、自分自身が再生される体験をしてきました。


吉澤:「僕は山口県で生まれ、今は横浜で暮らしています。さらに仕事を通じていろんな地域を巡っていく中で、出島を持ち続けてきた感覚があるんです。『DEJIMA Lab』の母体である『conomichi』も、もともとは自分のための出島になるように社内の新規事業として立ち上げました。そこで最初に加入してくれたのが、伊那谷に位置する飯田でした。そこで好奇心に従ってやっている取り組みが、いつしか経済性も社会性も両立するようになった人たちと出会って。伊那谷は、『経済性の前に、自分が面白いと思ったことを始めていいんだと』思えた場所なんです」


北埜さんは、東京のメディア系の企業で働いていた頃は広告制作を担当する部署におり、業務や役割が明確に分けられ固定されていた経験を振り返ります。


北埜:「地域おこし協力隊として伊那谷に来たときに、ここでは一つの役割や枠組みに固執することができないし、する必要もないと気づいたんです。ライターから始まって、コーディネーター、場作りと、すごく自然な形で自分の役割が拡張していきました。自分にできることや役割が自然と湧いてくる感覚があって」


奥田さんは、「森林に関わることを仕事にしたい」と地元の三重を離れて伊那谷を訪れたときのことをこう語ります。


奥田:「森ってデカすぎて何からやっていいかわかんないんですよ。でも、伊那谷には、木こりとして山の木を切っている人や、地域の木を使って家具を作ってる人みたいに、大きな視点では大したインパクトはないかもしれないんですけど、自分の好きなことをただやっている人たちがポツポツと点在している。それが結果として少しずつ大きな流れになっているということが、伊那谷の救われる部分だなと。みんなが生きていくだけの稼ぎを作らないといけないんだけど、未来を楽しく背負ってるみたいなことも同時にやっていて、『自分もやれそうだ』という未来を感じられるんです」
 


自分にとっての“ほんとう”って?人生の転換点に出会える場に

今の自分のいる場所や与えられた役割にモヤモヤしている人たちにとって、「DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ」はきっと次の一歩への兆しがもらえる場所になる。そう3人は信じています。吉澤さんは、このゼミがスキルを学ぶ場ではないことを強調します。
 

吉澤:「今後の自分の人生を考えたときに、必ず何か転換点になるような場所にしたい。『自分ってもっとこういうふうにやっていっていいんだ』って思える場にしていきたいんです」
 

奥田さんが、ある印象的なエピソードを語ってくれました。伊那谷で5年間にわたって行われた「フォレストカレッジ」というプログラムを通じ、東京と安曇野の2拠点生活をしながら、週末に蝶の専門書店をオープンすることを決めた受講生がいたそうです。


奥田:「先日、一緒に森の中で道づくりをしていたらその方がこう言ったんです。『経済にしないと意味がないって思ってたんだけど、講義の中で、趣味だとしても続けていくことで何かが広がってくこともあると聞いて。それがすごく印象に残っていて』と。経済にしないと意味のない時代に、経済にしないことを学ぶって面白いんじゃないかと。そして、いずれはそれが経済にもなるかもしれない」


吉澤:「『DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ』はいわゆる地方創生や地域活性化という言葉や動きに対するアンチテーゼもあるなと思っていて。一口に地方と言ったって、実際はやっぱりそこには人がいる。もし本当に地方創生をやりたいんだったら、まず自分がしっかり旗を立てて何かを成し遂げていくってことをやらなきゃいけないと思うんです。自分のワクワクとか好奇心に従ってやってたら、地域のためになっていた。そういう順番なんですよね」


北埜さんは、伊那谷が「その人のとっての"ほんとう”が出てくる場所」になると語ります。
 


北埜:「本当はこうしたいな、という本音が出てくる場所ってあんまりない。でも伊那谷に来て、枠組みの外に出て、本音で生きている人たちと出会うことで、その人自身の本当が引き出されていく。お客さんとして参加するというよりは、地域の人と一緒に動いてみるみたいな、そんな共創的な場になったらいいなと思います」
 


一過性で終わらない、持続的に巡っていく取り組みを目指して

このゼミは、開催期間が終われば終わりではありません。ゼミの最後には、これまでの学びをもとに、伊那谷エリアの人・コト・場を再編集し、「生き方のリジェネレーション」をテーマにした体験コンテンツや自主プロジェクトを企画します。優秀な企画やプロジェクトは、2026年度にconomichiでのテスト販売も検討しています。生まれたプロジェクトの種を、地域の財団などと連携しながら、継続的に支援するエコシステムの構築を目指しています。

conomichiに掲載されているプロジェクトたち

吉澤:「参加した人たちが自分と出会い直した後に、何かしら好奇心を持てるようなプロジェクトや取り組みに目覚めていくと思うんです。実際に、そのときに、『DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ』という場所で、それぞれの出島を一緒に育んでいく。メンバー同士の交流もできますし、僕らもサポートができるかもしれない。伊那谷という場所とのつながりも、今後育っていくといいなと思っています」


奥田さんは、このゼミによってもたらされる変化を地域側の視点からも語ります。
 

奥田:「ゼミ生側には、自分自身がとにかく楽しんでいってもらいたいと思っています。一方で受け入れ先の伊那谷側には、『リジェネラティブってなんだろう』『伊那谷のよさってなんだろう』ということがゼミや外から来た人との交流によって再認識されていけばいいなと」


吉澤:「中にいる人たちだけではわからない伊那谷の魅力もきっとたくさんある。さまざまな切り口のテーマが設定され、外の人が入ってくることで、伊那谷らしさがどんどんブラッシュアップされていく。他者との関わりによって、自分たちは誰なんだ、どういう地域なんだという輪郭が立ち上がってくる。双方にとって、そんな機会になるといいなと思っています」


自分の中に出島をつくる――。それは、固定化された役割や常識から抜け出し、本来の自分に出会い直すということです。このゼミは、まずはあなた自身の再生から始まります。


伊那谷という風通しの良い場所で、リジェネラティブな営みを実践する人たちと出会い、自分自身の好奇心を再生していく。ただ、自分が面白いと思うことを追求する。その先に、地域も自分も豊かになる未来が待っている。


そんなあり方を、伊那谷の地で一緒に探ってみませんか。


執筆:風音
編集:北埜航太(conomichi編集ディレクター)
 

EVENT

2025/10/16 更新

【ゼミメンバー募集】DEJIMA Lab 伊那谷リジェネラティブゼミ

伊那谷を“出島(フィールド)”に、自分の中の好奇心と多義性を呼び覚ます連続プログラム。「興味はあるけど迷っている」「どんなことをやるのか詳しく聞きたい」という方向けに、事前オンライン説明会も開催します。


詳細は こちら から !

 


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