REPORT
2025/03/28

【里山ライフアカデミーin伊吹山Vol.3】名古屋駅で米原の魅力を体感する3日間

日 程
1/17~1/19
場 所
滋賀県米原市

INDEX

  • 合言葉は「今こそ、森境地。」
  • 森をこっそり覗き見るワクワクの世界
  • 米原の日常、名古屋の非日常。
  • 米原の魅力を体験し、 持ち帰る。
  • 人のパワーと温かさを知る。


 


滋賀県米原市を舞台に、自然との関わりからこれからの生き方を学ぶ「里山LIFEアカデミーin伊吹山」。全3回のプログラムの最後を飾るのは、1/17(金)〜19(日)の3日間、JR名古屋駅の中央コンコースで開催した米原の魅力体感・交流イベント「今こそ、森境地。」。

イベントは大盛況で、目を向け、耳を傾け、手を動かして、米原の魅力に触れる内容にJR名古屋駅を利用する約4,000の人が足を止めました。
子どもたちが楽しそうに動物のオブジェで遊んでいる傍らで、お父さんお母さんがスタッフと話をして交流を深める様子がそこかしこで見られ、米原の魅力が一人ひとりに少しずつ染み渡っていくような、とても素敵な時間が流れていました。
 


合言葉は「今こそ、森境地。」

ディレクターの北川さんは、今回のイベントで大切にされたことについて、「名古屋駅から30分の距離にありながら、ほとんど知られていない米原市がもつ等身大の魅力を伝えたいと思いました。それは、華やかなものでも、最新鋭のものでもなく、昔からある伊吹山を中心とした自然の豊かさなんです。森林生態系のトップに君臨するイヌワシをはじめ、多様な動植物が息づくかけがえのない森があること伝えたいと思いました。」と話します。

これまでの2回のプログラム通じて、伊吹山を取り巻く自然環境と人との心地良い距離感にフォーカスして学びを深めてきました。
その要素をうまく取り入れたイベントにしたいと、人が行き交う名古屋駅のコンコースに突如現れる森という斬新な展示に。
外野から見るだけではなく、一歩だけ森の中に足を踏み入れてもらい、米原市の森を擬似体験する中で、まだ味わったことのない、新しい感覚を受け取ってもらいたいという思いが込められています。


コンセプトは、「今こそ、森境地。」。


「森のまち米原は、あなたの新境地にどうですか?」と問いかけています。
 


森をこっそり覗き見るワクワクの世界

イベントエリアは、「どうぶつの森エリア」「まち対比エリア」「体験エリア」の3つに分けられており、参加者がそれぞれのエリアで飾らない米原市に触れられるように企画されていました。


メインの「どうぶつの森エリア」では、野生の動物たちが棲む伊吹山の森に入ったような体感ができるよう、米原市在住の切り絵作家早川鉄兵さんが、野生動物たちが暮らす豊かな伊吹山の森をつくりあげました。イヌワシをはじめ、伊吹山に生息する10体の動く動物たちが並び、子どもたちを釘付けにしていました。さらに、動物たちの体には、その動物についての豆知識が書いてあり、帰って家族や友達に伝えたくなるような仕掛けが施されていました。


「鹿には胃袋が4つある。」とか。
 


米原の日常、名古屋の非日常。

続いて「まち対比エリア」では、エリアの真ん中に「名古屋駅から30分」と書いた杭が立てられていました。その周りには、名古屋で暮らす人からすると考えられないような、米原の日常や常識を切り取ったテキストが散りばめられていました。


「ファミレスがない。」「飲み会は、店より先に、帰る手段。」「米原市の総人口 ≒ 名古屋駅の1時間の利用者数。」など、米原に住む人たちにとっては当たり前のことや、数値で比較してはじめて実感することなど、多くの人が足を止め、頷いたり、クスッと笑ったり。


個人的に好きなのは、「月が眩しい」。


夜は電飾がほとんどなく、民家の灯りが消えれば真っ暗。そんな米原の凛と澄んだ漆黒の夜をスパッと言い表しているように思います。説明は野暮ですが。(笑)
 


米原の魅力を体験し、 持ち帰る。

体験エリアでは、古くから薬草の里として名を馳せる米原のよもぎを使ったオリジナル入浴剤づくりのワークショップと、切り絵の動物のワークショップが開催されていました。


オリジナル入浴剤づくりは、米原市の地域おこし協力隊の鯉登千尋さんがレクチャー。鯉登さんは、薬草マイスターの資格を持っており、お客さんの好みのフレーバーをよもぎにブレンドして、自分だけの入浴剤を作ることができるワークショップでした。「家族みんなで米原のよもぎ湯に浸かりリラックスしてもらえたら嬉しい」と鯉登さんが語ってくれました。

切り絵のワークショップでは、今回オブジェとして「どうぶつの森」に展示された牡鹿をモチーフにしたシートを、自分で切り抜きピンをつけます。そうすると、動く動物ができあがりました。子どもも大人も見本を見ながら、楽しそうにワークしている様子が見られました。どちらのワークショップも大好評となり、その場で体験できない人にはお家でもできるセットが配布されていました。

人のパワーと温かさを知る。

今回のイベントは想像していたよりも遥かに多くの方にご参加いただきました。

ディレクターの北川さんは、「素直に名古屋駅のポテンシャルの高さを感じました。この人数の人が集ってくれることの喜びや、やりがい、そして生み出されるパワーや一体感を肌で感じることができ、とても有意義でした。3日間を通じて実感したのは、名古屋駅を行き交う人の温かさ。スタッフの話に気さくに答えてくれたり、アンケートにも真摯に答えてくれたり、自分たちが込めた想いに気づいてくれたり。名古屋の人が後押ししてくれていたように思います。私たち自身、改めて米原が好きになりました。」と語ります。


そして最後に「このような機会を与えてくださったJR東海conomichiのメンバーの皆さんや、一緒に実行してくれたJR東海エージェンシーの方々には感謝しかありません。こちらの想いを汲み取りつつ、まちに新しい風が吹くキッカケや仕掛けを考え、要所で強くサポートをしていただきました。短い時間でしたが充実した経験をさせていただきました。


コノミチの先には、
あたらしいワクワクがありました。」


と、イベントを終えたあとに思いを語ってくれました。
 


conomichiでは

【conomichi(コノミチ)】は、
「co(「共に」を意味する接頭辞)」と「michi(未知・道)」を組み合わせた造語です。

訪れる人と地域が未知なる道を一緒に歩んで元気になっていく、「この道」の先の未知なる価値を共に創り地域に新たな人や想いを運ぶ、そんな姿から名付けました。

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