EVENT
2024/03/05

【馬籠宿】地域が育む、夜のノスタルジー

募集期間
応募不要
日 程
11/3~11/23(期間中の土・日・祝日)17時~20時(雨天中止)
場 所
岐阜県中津川市
参加費
¥0(無料)
主 催
(一社)中津川市観光局

街並みと風景を守りながら、恩恵を頂く

馬籠宿には中山道の石畳や宿場町の建物・風景といった街並みの美しさを求めて、コロナ禍以前にはインバウンドを中心に年間60万人以上が訪れてきました。

一方で、その裏側には自分たちの暮らしと街並みを守りながら、同時に自分たちが暮らし・守ってきた街を多くの人に訪れてほしいという住民の努力と想いが隠されています。
そんな地域が育んできた馬籠の季節の風物詩でもある、約600mにわたる行燈の灯された街道と、島田公園での紅葉や竹燈アートのライトアップを開催します。

この季節にしか味わえない、ノスタルジックで幻想的な馬籠の風景を堪能してみませんか。

暮らしを守りながら、観光を行う

馬籠の街並みは、そこに暮らす住民の生活と密接に結びついています。

街道に立ち並ぶ家々は、実際に今でも民家として暮らしが営まれています。そのため、馬籠では住民に対して無理のない範囲で訪問者を受け入れてきました。そんな環境だからこそ、この場所でしか感じることのできない落ち着いた時間の流れや人々の暮らしの営みを感じることができます。

一方で、観光客の目線から考えてみると情報発信拠点やアクセス、宿泊場所や店舗の営業時間など様々な課題を抱えていることもまた事実です。

「石畳をそっと歩く」

では、どんどんと観光化させていくことは、果たして良いことのでしょうか?

馬籠の風景は地域の事業者間の信頼関係や日々の小さな整備のたまものでもあります。

例えば、地域にとって大切な石畳をそっと歩くように配慮したり、雪の降る街道の雪かきを住民みなで行うという象徴的なシーンがあります。地域に住まう人々は昔から大切にされてきた街道を守り、その恩恵を頂くという心を大切にしてきました。

だからこそ、じっくりと地域に関わることの出来る人を馬籠は求めています。答えは人によって異なるのも事実ですが、地域事業者に適切にお金が落ち、そしてこれからも持続的に街道を守る住民たちが増えていくことが理想の形であることには変わりありません。

地域でお金が回る、持続可能な街並みと暮らしへ

オーバーツーリズムが叫ばれる昨今だからこそ、conomichiも馬籠のこれからを共に考えていきます。
今回、紅葉のライトアップが行われる島田公園の河川敷も、実際に住民の有志によって草刈りなどの管理が行われています。継続的にこういった取り組みを行うためには、より多くの人に馬籠に訪れてもらい、さらに良いお金の循環を作っていく必要があります。

地域が誇りを持ちながら残してきた、唯一無二の風景を体験しに馬籠に訪れてみませんか?

詳細

日 程11/3~11/23(期間中の土・日・祝日)17時~20時(雨天中止)

場 所岐阜県中津川市

参加費¥0(無料)

主 催(一社)中津川市観光局

このページを見た方に
おすすめのイベント

このページを見た方に
おすすめの取り組みレポート

記事を絞り込む