EVENT
2024/03/05

【熱い仲間が集まる場所を創る】conomichiの杜プロジェクト~竹林から始まる物語~

募集期間
10/10~11/20
日 程
11/25
場 所
長野県飯田市
参加費
¥3,000
主 催
南信州観光公社

竹林から始まる物語

舞台は「放置竹林」に悩まされている、かつての港町「時又」。
長い間人の手が入らず放置された竹林は、竹同士が覆いかぶさり合い、光が届かないほど真っ暗。

今は真っ暗な竹藪を「conomichiの杜(コノミチのもり)」と名付け、地域課題の解決に取り組みながら熱く語り合う「拠点づくり」をスタートします。
一緒に関わってくれる仲間を少しづつ増やしながら、竹林整備をしたり、竹資源を活用した食事をしたり、みんなで構想しながら、作り上げていきます。

今回は、その第一歩。
地域の熱意溢れるプレイヤーとの「実践」と通して、放置竹林問題や竹の利活用の可能性を楽しく学びながら、「conomichiの杜」をどのような場所にしていくかを一緒に考えていきましょう。

conomichiの杜の現状

今回整備を行う「conomichiの杜」は、飯田市時又(ときまた)にあります。
この地域はかつては港町として栄え、天竜川を使い人や物の交流が活発に行われていました。
そんな時又の街並みも時代と共に変わり、かつての勢いはなくなり、空き家や空き店舗、放置された畑や竹林が目立つようになりました。

竹は成長力が強く、1年で伸びきってしまいます。
また、竹の根である地下茎は1年で5~6メートル拡大して繁殖することもあります。
長い間人の手が入らなかった竹林は高く大きくひろがっていきました。
光が入らなくなった竹林の中では枯れた竹が倒れて、まるで人の侵入を拒んでいるかの様です。

conomichiの杜プロジェクト

今回の「conomichiの杜」プロジェクトでは、かつて人や物の交流が活発に行われていたように、「放置竹林」という課題を解決する活動を通して一緒に関わってくれる仲間が集まり、熱く語り合える、そんな「拠点づくり」を目指します。

①地域プレイヤーと実践する「竹林整備」

放置竹林と聞いて、何を思い出すでしょうか。
「地域の厄介もの、真っ暗な竹藪」 そんな言葉で語られることが多いかと思います。 竹は地下茎によって繁茂していき、驚異的な生命力で他の植物を飲み込みます。 確かな知識と継続的な整備でなければ制御が難しい植物です。

一方で、竹は かつてカゴやザルなど日用品として有効的に使われていました。他にも住宅の土壁の基礎や筍は食料として流通していました。その後の生活様式の変化と、安価な輸入筍により、竹林から生まれる製品が激減したのです。私たちは改めて竹の付加価値を見出し、多くの方に活用していただける製品を開発しています。

まずは私たちと一緒に、竹林整備や新たな竹の利用価値を探る活動を実践していきましょう。

②倒した竹を使って「食」の竹循環を感じる

今では地域の課題になっている竹林も、もとは地域の宝物。人々の暮らしのなかで様々なものに利用されてきました。

枯れた竹は火付きがよく火力があるため、煮炊きにはピッタリ。竹エネルギーを使って地元で作られた野菜と豚肉を煮込めば、地産地消の豚汁が出来上がります。
切り倒した竹を加工すれば即席の飯ごうになり、米と水を入れて炭火の上に置けば、ふっくら艶やかで甘くて美味しいごはんが炊きあがります。
食器や箸も竹で作り、美味しいごはんはお腹の中、使った食器類は燃やして土に還していくという、竹循環を感じる唯一無二の体験が行えます。

どんな高級なごはんでも味わえない「美味しさ」がそこにはある!?

③同じ「竹」の飯を食った仲間と熱く語りあう夜

一緒に汗を流して同じ「竹」の飯を食ったら、もう仲間。
竹の可能性やconomichiの杜の今後について、一緒に考え語らう時間を過ごし、次の展開を仕掛けていく。そんな時間が必要では!?

本プログラムでは、作業終了後に一度解散した後、飯田市のメンバーや、当日参加したメンバーと一緒に夜の交流会をご用意しています。(参加希望者のみ)
地域を元気にするためにできることや、conomichiの杜の今後について熱く語り合いましょう。

※交流会は別途参加費用がかかります。

コノミチガイドの紹介

飯田市の中心部を流れる一級河川「天竜川」の舟下りの船頭として働いた後、竹林整備団体を立ち上げ「NPO法人いなだに竹Links」の代表理事を務める曽根原宗夫さんから、竹林整備を通じた水循環、竹資源の可能性についてお話を聞きながら一緒に作業を行います。
30年近く自然相手の仕事をしている曽根原さんだからこそ話せる健全な里山や水循環の大切さを、雄大な伊那谷で学びませんか?

【ここから、これから】

真っ暗な竹林から、竹を切り出していく整備作業。
いなだに竹linksが目指すのは、ただの「竹林整備」ではありません。
山の美しさや水循環の大切さを体感しつつ整備を心から楽しんで行うにつれて、見えてくる景色。

1本の竹を切ることから始まる、「conomichiの杜」プロジェクト。
この変化を体験できるあなたは、幸運の持ち主です。
竹林から始まる絆(リンク)を一緒に広げていきましょう!

詳細

日 程11/25

場 所長野県飯田市

参加費¥3,000

主 催南信州観光公社

参加条件

・健康で竹林整備が可能な方
・お子さん(中学生未満)がいる場合、保護者同伴できる方
・集合場所まで自家用車で参加できる方

日程

10:00 「リバーポート時又」に集合、受付
10:10 挨拶、説明
10:30 竹林へ移動、伐採作業
11:00 伐採作業+昼食調理(地元食材の特製豚汁、竹筒ごはん)
12:00 昼食(豚汁、竹筒ごはん、国産メンマ「いなちく」試食)
13:00 竹林整備作業
15:00 作業終了、記念撮影
18:00 「conomichiの杜」秘密会議(夕食交流会)
19:45 解散

注意事項

・宿泊は、南信州ナビ(https://msnav.com/navi/stay)からご予約いただくか、南信州観光公社にご相談ください。
・参加費には道具レンタル代・昼食代・保険料・諸経費を含みます。
・夕食交流会へ参加を希望する方は別途6,000円必要です。注文の際に「参加する」を選択してお申込みください。
・雨天は中止になります。
・お子さんの同伴も歓迎です。その場合、参加予定人数分を追加してお申込みください。

お支払い方法

現地払い(現金のみ)

定員

10名

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