REPORT
2024/02/07

山林文化を活用した持続可能な観光を考える

日 程
-
場 所
岐阜県中津川市
主 催
(一社)岐阜県中津川市

conomichiと共創する中津川市では、私たち以外にも地域資源を守りながら新たな価値を生み出す取り組みが始まっています。今回は付知・加子母に着目した取り組みを紹介します。

「裏木曽のめぐみ 付知・加子母について」

裏木曽(うらきそ)とは、中津川市の加子母地区・付知地区・川上地区の通称で、信濃国木曽谷(現長野県木曽地域)とは阿寺山地を挟んで裏側(西側)にある地域ということから、こう呼ばれています。
鎌倉時代初期から戦国時代末期までは、苗木遠山氏の領地でしたが、江戸時代は尾張藩領となり、裏木曽には「山守」という役職が置かれ山々を管理しました。
その固有性を生かした「持続可能な旅」と「持続可能な観光」について令和5年度に国の補助金を活用し、取り組みが実施されています。

1.山林文化の旅をつくる(Monitor tour)

付知・加子母は木材の名産地として知られ、そのことから江戸時代は尾張徳川藩の飛地領として大切にされてきました。伊勢神宮式年遷宮の御用材が切り出される「加子母裏木曽国有林」や「川狩り」という手法での木材の運搬路として使われてきたエメラルドの清流「付知川」など、古くから山林とのくらしが息づく貴重な場所。その固有性を生かした3つのモニターツアー(持続可能な旅)を実施しました。

2.持続可能な観光を考える。(Forest culture seminar)

岐阜の魅力は「豊かな自然のもと、先人から受け継がれてきた伝統、文化、匠の技が暮らしの中に息づいている」ことにあり、ワークショップやセミナーで地域に残る持続可能性を生かした観光や、宿泊施設のあり方を模索し、様々なゲストをお迎えし公開型で全6回を開催しました。

3.里山のめぐみで土産物を生む。

裏木曽の雄大な自然が広がり、迫力ある滝群を下った清流は、癒しの空間と農作物の恵をあたえてくれています。また、良質な木材の産地として産業が生まれ、知恵と技が育まれ、長い歴史を経て地歌舞伎などの伝統文化が息づいています。
裏木曽のめぐみがもたらす数々の食品や木工製品をもとに、デザイナーと地域の事業者が一緒に「これからの観光」に最適な土産物を再編集・開発しました。

これから(令和6年度)の取り組み

令和5年度の取り組みを活かし、令和6年度に3つのコンテンツを販売する予定となっています。※現在、募集時期は未定

① 山林のめぐみを楽しむリバーサウナツアー(清流の里「付知」の自然を感じる)

江戸幕府が創建し、裏木曽山林を護る神々を守護神とする護山神社で山林文化・歴史のレクチャーを受けたのち、キャンプ場に移動。山のめぐみの清流をつかったリバーサウナを楽しみながら、飛騨牛、鶏ちゃん、トマトなど地元の食材や郷土料理を味わいます。

グループごとに見つけた「玉城町の魅力」を発表(自慢)し終了となりました。

② 秘境の宿で森林を学ぶデジタルデトックスツアー(300年前からのサステナブルを学ぶ)

木曽と裏木曽をつなぐ木曽越峠の中継地であった「渡合」にある温泉に宿泊。翌日は、持続可能な林業のために尾張藩が創設した役職「山守」を担当してきた「内木家」の20代目に話を伺いながら、伊勢神宮の式年遷宮に用いられる材木を産出する神聖な森林をトレッキング。

③ 芝居小屋でエンタメに浸る、映え農泊ツアー(里山の暮らし、裏木曽の芸能を堪能する)

農業体験で収穫した地元野菜をつかったBBQをして古民家で宿泊。翌日は、村民の力によって建てられた木造の芝居小屋「かしも明治座」で地歌舞伎やクラッシックコンサートなどエンタメを鑑賞。

山林文化と持続可能な旅を求めて、知られざる中津川の魅力を巡ってみませんか。

conomichiでは

【conomichi(コノミチ)】は、「co(「共に」を意味する接頭辞)」と「michi(未知・道)」を組み合わせた造語です。

訪れる人と地域が未知なる道を一緒に歩んで元気になっていく、「この道」の先の未知なる価値を共に創り地域に新たな人や想いを運ぶ、そんな姿から名付けました。

今まで知らなかった場所へ出かけて、その地域の風土や歴史・文化にふれ、その地域の人々と共に何かを生み出すこと。そこには好奇心を満たしてくれる体験があふれています。

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