EVENT
2025/10/10

【ラボメンバー募集】Local Research Lab in焼津

募集期間
10/10~11/9
日 程
6DAYS(11/16〜)
場 所
静岡県焼津市
参加費
¥0
主 催
主催:焼津市 / 企画・運営:JR東海エージェンシー

地域資源の再読から、持続可能な地域経済のヒントを探る「Local Research Lab」。
 

新たな舞台は静岡県焼津市。焼津市外から「ラボメンバー」を募り、3ヶ月間の地域デザインプログラムを実施します。
岐阜県中津川市に続いて第二弾となる本プログラムでは、デザイン人類学やフィールドワークを専門とする中村寛さん(デザイン人類学者・Atelier Anthropology代表・KESIKI メイトメンバー)をゲストに迎えたトークセッションに加え、焼津での2度にわたるフィールドワークを実施します。

焼津に住む市民も、そこを訪れる域外の人々も、双方から愛される街であり続けるためには?

そんな問いを出発点に、焼津の価値を言語化し、具体的な施策のアイデアやコンセプトの創出を目指します。

こんな方におすすめ

  • 自身の事業アイデアを実装する場所や機会を探している
  • 街の資源を活かした地域経済の活性化に興味がある
  • 人類学やデザイン、フィールドワークの考え方、手法を学びたい
  • 移住や二拠点生活を通して自身の活動の幅を広げたい
 


土の人と風の人が共創する3ヶ月間

Local Research Lab 焼津のプログラムは、「土の人(地域内のプレイヤー)」と「風の人(地域外のプレイヤー)」両者を巻き込んで進行します。

まず11月に焼津での1DAYフィールドワークを実施。地域の様々なプレイヤーとの交流・ディスカッションを通して、焼津という街が持つ魅力、資源、そして未来に向けた課題を深掘ります。

12月、1月にはJR東海conomichi、カルチャーデザインファームKESIKI、そしてデザイン人類学者・中村寛さんによるオンラインのトークセッションとワークショップを実施。1月に再び焼津に集合し、フィールドワークを通して、焼津の未来に向けた具体的な施策のアイデアやコンセプトの創出を目指します。


日本有数の水産都市、焼津

静岡県中部に位置する焼津市は、東京と名古屋のほぼ中間にあり、交通アクセスに優れた立地です。

日本有数の水産都市として、焼津港の天然ミナミマグロやカツオ、大井川港のサクラエビなど、質の高い海産物が豊富に水揚げされます。これらの新鮮な魚介類を基盤とした水産加工業も発展しており、鰹節や特産品の黒はんぺんなどが全国に出荷されています。市内には保湿効果が高く疲労回復に適した塩化物泉の焼津温泉が湧出し、心身のリフレッシュに最適な環境を提供します。また、駿河湾越しに富士山を望む雄大な景観は、この地が持つ地理的な魅力の一つです。

豊かな水産資源と産業基盤、そして恵まれた自然環境が調和する都市、それが焼津市です。

プログラムスケジュール

DAY1 キックオフ・フィールドワーク①
2025年11月16日(日)10:00-17:00(懇親会の予定)

プログラム参加メンバーの顔合わせに加え、運営メンバーによるイントロダクションと焼津市の紹介、地域プレイヤーの方々を交えたワークショップを実施。焼津という街がもつ資源や人について理解を深めながら、プログラムを通じて目指したいゴール像を具体化します。
 

ゲスト・登壇者
-    吉澤克哉(JR東海・conomichi プロデューサー)
-    牛丸維人(KESIKIディレクター・Local Research Lab リサーチディレクター)
-    そのほか、焼津市で活躍するプレイヤー
 

DAY2 オンライントークセッション①
2025年12月16日(火)19:00-20:30

JR東海・conomichi プロデューサーの吉澤克哉とKESIKIディレクター・Local Research Lab リサーチディレクターの牛丸維人により、conomichiやKESIKIが地域の価値創出プロジェクトにおいて活用するアプローチに関するレクチャーを実施。ワークを交えながら、地域の多様なプレイヤーを巻き込んだプロジェクトの立ち上げ方、リサーチやフィールドワークの手法、デザインアプローチによる価値の具現化のエッセンスなどを学びます。
 

ゲスト・登壇者
-    吉澤克哉(JR東海・conomichi プロデューサー)
-    牛丸維人(KESIKIディレクター・Local Research Lab リサーチディレクター)


DAY3 オンライントークセッション② 
2026年1月13日(火)19:00-20:30

デザイン人類学者の中村寛氏を迎え、人類学がビジネスやデザインに応用される潮流が生まれた背景やフィールドワークの技法、人類学者が関与した様々なケーススタディについて学びます。DAY4-5のフィールドワークに臨むにあたり、個々人の関心を元にしたリサーチクエスチョンを設定し、リサーチ計画を作成します。
 

ゲスト・登壇者
-    中村寛(デザイン人類学者・Atelier Anthropology代表・KESIKI メイトメンバー)
-    吉澤克哉(JR東海・conomichi プロデューサー)
-    牛丸維人(KESIKIディレクター・Local Research Lab リサーチディレクター)
 

DAY4-5 フィールドワーク&共創ワークショップ 
2025年1月17日(土)〜18日(日)

参加者全員が再び焼津に集まり、中村寛氏、JR東海吉澤、KESIKI牛丸とともに2日間のフィールドワークと共創ワークショップを実施。DAY1に引き続き、焼津で活動する様々な地域プレイヤを巻き込み、焼津が有する人やもの、自然などの資源の価値の再読と、中長期にわたって地域内外の人から愛される街になるための未来シナリオを探求します。


ゲスト・登壇者
-    中村寛(デザイン人類学者・Atelier Anthropology代表・KESIKI メイトメンバー)
-    吉澤克哉(JR東海・conomichi プロデューサー)
-    牛丸維人(KESIKIディレクター・Local Research Lab リサーチディレクター)
-    そのほか、焼津市で活躍するプレイヤー
 

DAY6 成果報告会 @POTLUCK YAESU
2025年1月28日(水)

参加者、運営メンバーを含め、Local Reserch Lab in焼津に関わった様々な方々が東京で今回の成果を振り返る会を実施。次年度以降の具体的なアクションに向けて、次なる問いをたてていきます。
 


講師プロフィール

中村 寛 氏
デザイン人類学者・Atelier Anthropology代表・KESIKI メイトメンバー


文化人類学者/デザイン人類学者。多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授。アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表。KESIKI Inc.にてInsight Designを担当。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、様々な企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。2020年からグッドデザイン賞外部クリティーク。2023年からグッドデザイン賞フォーカスイシュー・リサーチャー。2023年から美術と循環型社会の組み合わせによって価値の刷新を目指す多摩美術大学《サーキュラー・オフィス》のプロジェクト・リーダーを務める。2024年度からTama Design University、デザイン人類学部門(Division of Design Anthropology)をリード。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010)。 
⁦https://atelier-anthropology.com/about⁩

吉澤 克哉
東海旅客鉄道株式会社 事業推進本部 係長 / conomichiプロデューサー

 

2016年に東海旅客鉄道株式会社に入社後、社員教育や広報を経験したのち、新規事業担当としてJR東海MARKETの立ち上げに従事。主に企画やプロモーションを担当し、名古屋の行列スイーツ「ぴよりん」の無人受取サービス等、多数のプロジェクトを実現。2023年6月には3人の有志で始めた会社非公認のワーキンググループから、地域と訪れる人をつなぐ共創型ローカルメディア「conomichi(コノミチ)」を事業責任者として立ち上げ。「心ひかれるストーリーで、地域と訪れる人をつなぐ」ことをミッションに、累計25地域で地域共創プロジェクトに取り組んでいる。

牛丸 維人 氏
株式会社 KESIKI ディレクター / Local Research Lab リサーチディレクター


岐阜県飛騨高山生まれ。人類学、デザイン、映像、ビジネスを越境したダイナミックなリサーチやプロジェクト推進を得意とする。一橋大学社会学部卒業後、リクルートにてメディア・SaaSプロダクトの事業戦略立案・推進に従事。その後、オーフス大学(デンマーク)に進学し映像人類学の修士号を取得。在学中にはフィリピン北部での長期フィールドワークを実施し、視覚障害当事者によるケア実践と社会運動に関するエスノグラフィ執筆、民族誌映画制作を経験。KESIKIでは地域から中央省庁の政策コンセプト策定から企業のカルチャー変革、ナラティブ策定、事業創出まで多様なプロジェクトをリードする。Local Reserch Lab in中津川のリサーチディレクターのほか、武蔵野美術大学 VALUE CREATION PROGRAMではレクチャーを担当する。


詳細

日 程6DAYS(11/16〜)

場 所静岡県焼津市

参加費¥0

主 催主催:焼津市 / 企画・運営:JR東海エージェンシー

活動期間

DAY1 キックオフ・フィールドワーク①
2025年11月16日(日)10:00-17:00(懇親会の予定)

DAY2 オンライントークセッション①
2025年12月16日(火)19:00-20:30

DAY3 オンライントークセッション②
2026年1月13日(火)19:00-20:30


DAY4-5 フィールドワーク&共創ワークショップ
2026年1月17日(土)〜18日(月)
 

DAY6 成果報告会 @POTLUCK YAESU
2026年1月28日(水)


募集期間

2025年10月10日〜11月9日

対象・定員

対象:焼津市外に在住の方

定員:20名

参加費

無料(※プログラム参加に関わる交通費、宿泊費、そのほか諸経費は含みません)

交通費・宿泊費の補助について

今回のLocal Reserch Lab in焼津は、国土交通省が実施する「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」に採択されています。交通費・宿泊費について、一部対象の方はポイント還元やクーポン利用が可能ですので、下記をご確認ください。

交通費のポイント還元について

下記条件を満たして東海道新幹線をご利用いただいた方に、片道1回あたりTOKAI STATION POINTを1,100ポイント還元します。

【対象者】
焼津市が実施するツアー参加者(家族・友人は対象外)

【対象区間】
東京-静岡 / 品川-静岡 / 新横浜-静岡 / 名古屋-静岡 / 岐阜羽島-静岡 / 米原-静岡 / 京都-静岡 /新大阪-静岡

【利用期間】
①Local Research Lab in焼津の現地イベント利用時(2回予定)
②焼津市に再訪する時(11月~1月)(上限2往復)
※予算上限に達した時点で終了となりますので、予めご了承ください。

【補助額】
片道1回あたりTOKAI STATION POINTを1,100ポイント

【利用条件】
・TOKAI STATION POINTアプリのダウンロード
・事務局への申請及び焼津市からのアンケート回答

宿泊クーポンについて

下記条件を満たした方に、宿泊料金の50%OFFクーポンを付与します。

【対象者】
焼津市が実施するツアー参加者(家族・友人は対象外)

【利用期間】
①Local Research Lab in焼津の現地イベント利用時(2回)
②焼津市に再訪する時(11月~1月)(上限2泊)
※予算上限に達した時点で終了となりますので、予めご了承ください。

【宿泊施設】
調整中
※施設の予約状況により、予約できない場合もございますので、予めご了承ください。

【補助額】
宿泊料金の50%

【利用条件】
・TOKAI STATION POINTアプリのダウンロード
・事務局への申請及び焼津市からのアンケート回答


注意事項

目的に沿った安心安全な場を運営するために以下の注意事項をご確認ください。

・過度な営業行為を禁止いたします。
・宗教活動等への勧誘行為、ナンパ行為、暴力行為等をはじめとする迷惑行為を禁止いたします。
・天災、出演者の病気、事故、交通機関の不全、設備不良等の止むを得ない事情により、運営側の判断によって、フィールドワークの中止、もしくは延期、実施日時・内容等を変更する場合がございます。なお、これらの場合でも、商品代金の返金ができない場合がございますので、ご了承くださいませ。
・お客様がご利用になられるデバイスの不具合や通信トラブルによる、払い戻しはいたしません。
・プログラム内容は予告なく変更される場合があります。
・記録、販売促進を目的として写真を撮影させていただく場合がございます。


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