EVENT
2025/09/12

【I-OPEN Central GIFU Session】 「当たり前」の再定義からはじめる、新市場開拓の実践論

募集期間
~10/10
日 程
10/17
場 所
岐阜県
参加費
¥0
主 催
中部経済産業局・岐阜県

あなたの会社の"当たり前"に、未来の事業は眠っている

「うちの技術は、この業界でしか通用しない」
「長年やってきた、このやり方が一番だ」
そんな”当たり前”が、実はあなたの会社の未来を縛る「壁」になっていませんか?

今回のI-OPEN Central GIFU Sessionでは、東海地方を代表するものづくりの企業でありながら、その「当たり前」を大胆に再定義し、新たな成長の扉を開いた二人の実践者が登壇します。新たな成長の扉を開いた二人の実践者をゲストにお招きし、社内の“当たり前”を未来の事業へと転換した、二つの挑戦の物語を紐解きます。

縮小する市場の危機から自社のコア技術「切る」を再定義し、農業という新分野へ進出。農家の課題解決に挑んだ「ぶどう巻つる処理機」を開発した、ニッケンかみそり 常務取締役  熊田 征純 氏
 

もう一方は、既存のコア技術を深化させ、電気自動車向けの世界初となるデバイスを開発しながらも、同時に、防災用品という全くの異分野でB2C事業を成長させた、生方製作所 代表取締役社長 生方 眞之介 氏。

技術の深化と、技術の横展開。B2Cへの挑戦と、ニッチな市場の開拓。

本セッションでは、成功体験だけでなく、その裏にある無数の失敗談やリアルな戦略までを深掘りします。
自社の「当たり前」の壁を越え、新たな価値を創造するための、具体的で実践的なヒントがここにあります。

※本イベントは現地・オンラインのハイブリッド開催です。

こんな方におすすめ

  • 自社のブランドや事業の将来に、新たな可能性を見出したい経営者、後継者の方
  • 新規事業開発、商品企画、マーケティングを担当されている方
  • 地域の資源や技術を活かした事業に挑戦したい方
  • 地域に根ざした企業のブランディング戦略に興味がある方
  • 社内に眠る知的資産(ノウハウ・技術)の新たな活用法を模索している方

I-OPEN Centralとは

中部地域は、世界に誇る製造業の集積地である一方、多くの企業が事業承継、新規事業の創出、それに伴う人材確保といった共通の課題に直面しています。これらの課題を乗り越え、地域全体として持続的に発展していくためには、個社の努力だけでなく、企業や地域の垣根を超えた「共創」が不可欠です。
そこで中部経済産業局は、JR東海グループと共に、地域の未来を切りひらく「仲間」づくりのためのプロジェクト「I-OPEN Central」を始動します。
I-OPEN Centralは「地域が抱える社会課題」に焦点を当て、誰かの助けになりたい、社会をより良くしたい、そんな想いと創造力を起点に、個人・企業・自治体が立場や役割を超えて未来をきりひらく取り組みを支援するプロジェクトです。


TALK SESSION

“当たり前”の再定義からはじめる、新市場開拓の実践論


本セッションでは、「既存技術の壁を越える、新市場開拓のリアル」をテーマに、二人の実践的アプローチを深掘りします。直面した「市場の壁」をいかに乗り越え、自社の強みを新市場で価値に変えていったのか。その思考と実践のプロセスに迫ります。


Approach1:事業変革のトリガーと実行 ~新たな物語を、地域と共に紡ぐ~
事業変革を決意した背景にある、市場の変化や危機感とは何か。B2Bの常識が通用しないB2C市場への挑戦や、異分野参入だからこそ直面したリアルな失敗談。その壁をいかに乗り越え、学びを次へと繋げたのか、そのプロセスを紐解きます。

Approach2:ブランドの再構築と共創 ―新たな物語を、地域と共に紡ぐ―
特許をいかに活用し、守るのか。オープンとクローズを使い分ける知財戦略や、日本企業が生き残るために「建前やプライドを捨てる」連携の重要性など、未来を創るための哲学を議論します。

※トークセッションはオンラインでも配信しますので、現地参加が難しい方もぜひお申し込みください。


GUEST

熊田 征純氏
ニッケンかみそり株式会社 常務取締役


刃物のまち・岐阜県関市生まれ。大学卒業後、株式会社DMG森精機にて製造、エンジニア、営業、海外駐在などを経験。異文化に触れることで地元の刃物産業の歴史を再認識し、2022年、創業70年のカミソリ会社のアトツギとして入社。現在は新規事業のぶどう巻きつる処理機を世界市場へ広げるべく奮闘中。第5回アトツギ甲子園では決勝大会に出場し優秀賞を受賞。

生方 眞之介 氏
株式会社生方製作所 代表取締役社長

1985年9月18日生まれ。外資系消費財メーカーにてアカウントマネージャーとしての営業経験を経て、2017年に生方製作所へ入社。入社後は製造現場を経験した後、グローバルマーケティング部門を統括。社長就任後、現在位置を第二創業期と定義し「創業100年を迎えても日本で生き残る製造業」の実現に向け、社内改革に着手。創業家3代目として、社員とのコミュニケーションを重視した経営で世界に挑む。2023年6月より現職。


現場を体感するファクトリーツアー

「刃物のまち」として知られる岐阜県関市で、70年以上にわたり「切る」技術を追求してきたニッケンかみそり。本セッションの会場となる同社の工場を、特別に見学します。

伝統的なかみそり製造の現場から、そのコア技術を農業という全く新しい分野へと展開する挑戦の最前線まで。長年培われてきた“当たり前”の技術が、新たな価値へと生まれ変わる瞬間を、五感で感じてみてください。
 

セッションで語られる変革の物語を、より深く理解するための貴重な機会です。

※工場見学は現地参加の方のみお選びいただけます。


本イベントで得られること

●新市場開拓への実践的ヒント
自社の技術やリソースを新たな価値に変えるための、具体的で実践的なヒントを持ち帰ることができます。
 

●リアルな挑戦から学ぶ、異分野市場への勘所
成功談の裏にある、異分野参入だからこそ直面したリアルな失敗談から、新規事業開発を成功に導くための勘所を学べます。


●事業成長を加速させる、戦略的パートナーシップ
自社の独自性を守りながら、いかにして企業の壁を越えた仲間をみつけるか。未来を切り拓くための、新しい連携の形に触れることができます。

●未来の仲間との出会いとつながり
登壇者・参加者同士がフラットにつながる交流の場を通じて、ブランドづくりに伴走する仲間と出会える機会です。


詳細

日 程10/17

場 所岐阜県

参加費¥0

主 催 中部経済産業局・岐阜県

日時

2025年10月17日(水)17:00~20:00

開催場所

ニッケンかみそり(岐阜県関市東貸上12-2)およびオンライン配信

アクセス

長良川鉄道 関駅より徒歩9分

名鉄バスセンターから岐阜バス「名古屋関美濃線(中濃庁舎行き)」 関シティターミナルより徒歩9分


定員

会場:20名/オンライン:100名


当日の流れ

16:30~17:00 受付

17:00~17:45 ニッケンかみそり工場 見学

17:45~18:00 休憩

18:00~19:30 トークセッション


参加費

無料
※工場見学は現地参加の方のみとなります。

主催

中部経済産業局・岐阜県

運営

JR東海エージェンシー、Takibi&Co.

注意事項

・プログラム内容は予告なく変更される場合があります。
・本プログラムで撮影した写真や動画は後日conomichiのwebサイトやSNS等で使用する場合がございます。

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参加申込み

このページの運営は㈱ジェイアール東海エージェンシーが行なっています。プログラム申し込みは、中部経済産業局が行っています。

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