EVENT
2025/09/01

【I-OPEN Central TOYAMA Session】 会社の未来を“編集”するブランド戦略

募集期間
~8/29
日 程
9/5
場 所
富山県
参加費
¥0(交流会:5,000円※現地にて頂戴いたします)
主 催
中部経済産業局 共催:富山県

あなたの会社の「物語」、未来のためにどう編集しますか?

情報が溢れる時代、顧客や社会に選ばれる理由は、製品のスペックだけではありません。
その企業が紡いできた歴史、貫いてきた哲学、そして未来へ向けたビジョン。
それらをどう「編集」し、伝えるかが、ブランドの価値を大きく左右します。

今回のI-OPEN Central TOYAMA Sessionでは、事業変革を通じて自社のブランドを鮮やかに再構築した、2つの企業に焦点を当てます。

一人は、経営危機にあった老舗酒造から、忘れ去られた原酒の「物語」を発掘し、世界初の技術開発へと繋げることで、業界が注目するブランドへと「再発明」した、三郎丸蒸留所の稲垣貴彦氏。

もう一人は、「おにぎりせんべい」という国民的ブランドを基盤としながらも、社会への約束である「理念」を軸に多角化を進め、地域に深く根ざした信頼の企業グループへとブランドを「再定義」し続ける、IXデジタルの神山大輔氏。

危機からのV字回復と、安定からの持続的成長。
置かれた状況も、選んだ手法も異なります。

彼らは、自社の歴史とどう向き合い、未来のファンを惹きつける「新しい顔」をどう創り出したのか。その思考の深層に触れることで、あなたの会社が持つ価値を再発見し、未来へ向けて編集していくためのヒントが、きっと見つかるはずです。

※本イベントは現地・オンラインのハイブリッド開催です。

こんな方におすすめ

  • 自社のブランド価値をどう高めたら良いか悩んでいる経営者、後継者の方
  • マーケティング、広報、商品開発、事業開発などを担当されている方
  • 会社の歴史や文化を、新しい事業や社内の求心力に繋げたいと考えている方
  • 会社の歴史や文化を、新しい事業や社内の求心力に繋げたいと考えている方
  • 地域に根ざした企業のブランディング戦略に興味がある方
  • これから自社の情報発信を強化していきたいと考えている方

I-OPEN Centralとは

中部地域は、世界に誇る製造業の集積地である一方、多くの企業が事業承継、新規事業の創出、それに伴う人材確保といった共通の課題に直面しています。これらの課題を乗り越え、地域全体として持続的に発展していくためには、個社の努力だけでなく、企業や地域の垣根を超えた「共創」が不可欠です。
そこで中部経済産業局は、JR東海グループと共に、地域の未来を切りひらく「仲間」づくりのためのプロジェクト「I-OPEN Central」を始動します。
I-OPEN Centralは「地域が抱える社会課題」に焦点を当て、誰かの助けになりたい、社会をより良くしたい、そんな想いと創造力を起点に、個人・企業・自治体が立場や役割を超えて未来をきりひらく取り組みを支援するプロジェクトです。


TALK SESSION

会社の未来を“編集”するブランド戦略


本セッションでは、「ブランドの再構築」をテーマに、二人の実践的アプローチを深堀します。会社の「過去」を未来の「資産」に変える、具体的な思考と実践論に迫ります。


Approach1:物語による「再発明」
危機的状況の中、忘れられた歴史に光を当て、それを革新的な挑戦へと昇華させる。クラウドファンディングやメディアを巻き込みながら、熱狂的なファンを生み出す物語の編集術とは。

Approach2:理念による「再定義」
安定した基盤の上で、社会への約束である「理念」を多角的な事業へと展開する。地域との共創や地道な活動を通じて、揺るぎない信頼を築き上げるブランドの構築法とは?

※トークセッションはオンラインでも配信しますので、現地参加が難しい方もぜひお申し込みください。


GUEST

稲垣 貴彦 氏
若鶴酒造代表取締役社長 兼 CEO
三郎丸蒸留所マスターブレンダー 兼 マネージャー


1987年生まれ。富山県出身。大阪大学経済学部卒。2015年、実家である若鶴酒造に戻り、曾祖父が始めたウイスキー造りを引き継ぐ。2016年クラウドファンディングにより三郎丸蒸留所を改修し再興。2019年には伝統工芸高岡銅器の技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を発明。日本と英国で特許が認められた。近年は蒸留所のコンサルティングも手掛け、初めてのジャパニーズウイスキーボトラーズT&T TOYAMAを設立。世界的なウイスキー品評会の審査員や映画「駒田蒸留所へようこそ」ウイスキー監修を務めるなどの顔も持つ。著書『ジャパニーズウイスキー入門』(角川新書)など。

神山 大輔 氏
IXデジタル株式会社 代表取締役社長

三重県伊勢志摩地域を拠点に、地域企業のDX推進と共創をリード。「おにぎりせんべい」で知られる老舗菓子メーカーの現場で帳票のデジタル化や業務改善を実践し、蓄積した知見を他企業にも展開。地域全体のデジタル活用を底上げする取り組みを進めている。さらに、産学官連携やスタートアップとの協業を通じて、実践的なデジタル人材の育成や、地方発の持続可能なオープンイノベーションモデルの構築に挑戦している。


三郎丸蒸留所見学&交流会

三郎丸蒸留所は、1952年にウイスキー酒造を開始した富山県砺波市のクラフト蒸留所です。創業当初から香り高いウイスキーづくりにこだわり、伝統を守り続けながらも常に新たな挑戦を重ねています。


母体である若鶴酒造は1862年に酒造業を始め、長い歴史と豊かな水脈に支えられてきました。2017年に「三郎丸蒸留所」として生まれ変わり、「The Ultimate Peat(ピートを極める)」を掲げ、ジャパニーズウイスキーとして世界の舞台で勝負できる新たな価値づくりのために、イノベーションに挑戦しています。

経営危機にあった老舗酒造から、業界が注目するブランドへと「再発明」した三郎丸蒸留所を肌で感じてみてください。


※交流会はオプションになります。ご参加される方は別途5,000円(税込)を現地にて頂戴いたします。
※蒸留所見学は、現地参加の方のみお選びいただけます。


本イベントで得られること

●ブランドの「物語化」がもたらす価値の再発見
老舗企業が歩んできた歴史や製造工程を物語として再編集し、ブランドの”新しい顔”へと昇華するプロセスに触れます。
 

●理念を軸にした持続可能なブランド構築
理念を社会への約束として再定義し、事業を展開していく思考法を学びます。企業活動を通じた地域共創のステップが見えてきます。


●自社のブランドを“編集”するためのヒント
リアルな意思決定とブランド変革の舞台裏に迫り、あなた自身の会社の価値をどう見つめ、どう伝えていくかを考えるきっかけとなります。


●未来の仲間との出会いとつながり
登壇者・参加者同士がフラットにつながる交流の場を通じて、ブランドづくりに伴走する仲間と出会える機会です。I-OPEN Centralは、この一日を、あなたの挑戦が始まる日にします。


詳細

日 程9/5

場 所富山県

参加費¥0(交流会:5,000円※現地にて頂戴いたします)

主 催 中部経済産業局 共催:富山県

日時

2025年9月5日(金)13:00~18:00

会場

三郎丸蒸留所(富山県砺波市)およびオンライン配信

定員

会場:20名/オンライン:100名

当日の流れ

12:30~13:00 受付

13:00~13:45 三郎丸蒸留所 見学

13:45~14:00 休憩

14:00~15:30 トークセッション

15:30~16:00 三郎丸蒸留所 商品購入時間

16:00~17:30 交流会


参加費

無料
※三郎丸蒸留所 見学および交流会は現地参加の方のみとなります。

※交流会は5,000円(税込)を現地にて頂戴いたします。


主催

中部経済産業局

共催

富山県

運営

JR東海エージェンシー、Takibi&Co.

注意事項

・プログラム内容は予告なく変更される場合があります。
・本プログラムで撮影した写真や動画は後日conomichiのwebサイトやSNS等で使用する場合がございます。

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参加申込み

このページの運営は㈱ジェイアール東海エージェンシーが行なっています。プログラム申し込みは、中部経済産業局が行っています。

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