地域でモノづくりを学び実践する。
木曽の木のモノ プロジェクト

地域の森林資源から新しい「地域の木のモノ(プロダクト)」を生み出すプロジェクト「木曽の木のモノ プロジェクト」

長野県木曽地域を舞台に、地域の森林資源から新しい「木のモノ(プロダクト)」を生み出す「木曽の木のモノ プロジェクト」。全6回の講座を通して、木工事業者のみなさんと、木曽地域の学生や市民がともに、地域の木材を生かしたモノづくりを学び、アイディアを出し合いながら商品開発を進めていきます。

こんな方におすすめ

  • 地域資源を活かしたプロダクトに興味のある方
  • 「ものづくり×地域」の専門家から学びを得たい方
  • 地域事業者の工房や地場産業の現場に興味のある方
  • 自分が暮らす地域の「つくり手」になりたい方

REPORT

2025/03/25 更新

地域のモノづくりのはじめ方 - 地場産業の現場をめぐり、素材を探る。-
【Day1イベントレポート】

初回ゲストは、リノベーションスクールの講師も務めるStudio Tokyo West代表の瀬川翠さん。瀬川さんとともに木曽地域にある工房や地場産業の現場を回りながら、木材の持つ価値や事業者さんの課題感に触れました。

REPORT

2025/03/25 更新

素材のチカラをみつける、ゼロイチでない商品開発【vol.02イベントレポート】

第2回ゲストは、元良品計画のデザイナーで、愛知県常滑市を拠点に活動するプロダクトデザイナーの高橋孝治さん。地域に軸足を置き商品開発を行う高橋さんから、アイディアの発想法について学びます。

REPORT

2025/03/25 更新

聞く、観る、ひたすら出す。発散と集束を繰り返すワーク【vol.03イベントレポート】

第3回ゲストは、上松町にある木工の職業訓練校・上松技術専門校を卒業し、現在はクリエイティブディレクターとして仙台を拠点に活動しているTORCH代表の小松大知さん。第2回に引き続き、アイデアの発想法を学びます。

REPORT

2025/03/25 更新

森と人との関係性をどう作り出していくか。木のモノの可能性を探る【vol.04イベントレポート】

第4回ゲストは、飛騨高山にて広葉樹の活用に取り組む「株式会社飛騨の森でクマは踊る」代表の松本剛さんです。

REPORT

2025/03/25 更新

商品が溢れる時代だからこそ、文脈の編集が大切になる
【vol.05イベントレポート】

2024年9月に始まった木のモノプロジェクトも、いよいよ終盤。年が明けて2025年1月に第5回が開催されました。今回のゲストは、株式会社Huuuu代表の編集者・徳谷柿次郎さん。全国を取材で飛び回る編集者の徳谷柿次郎さんから、地域に根付いたプロダクトと地域活性化の事例をお話を伺います。


山と森に囲まれた木曽谷で、木の文化を未来に残すモノづくり

質の良い木材として日本各地で利用される木曽ひのきを産出してきた木曽地域は、古くから林業・製材業が栄えた地域です。そんな木の文化を未来に繋げていくためには、地域の木材を地域で付加価値をつける地域商品の開発をして売り出す「森の6次産業化」の動きが必要です。

そんな地域の森林資源から新しい「地域の木のモノ(プロダクト)」を生み出すプロジェクト「木曽の木のモノ プロジェクト」をスタートしました。

木曽の木のモノプロジェクトは、長野県木曽地域の事業者と森林・木工教育機関(木曽青峰高校・林業大学校・上松技術専門校)の学生のチームで学び、アイディアを出し合い新しい地域の木を使ったプロダクトを作り上げる実践スクール型プロジェクトです。
 

様々なプレイヤーから学ぶ「ものづくりのヒント」

全6回のプログラムで開催する木曽の木のモノプロジェクトは、各回にゲスト講師を招き「ものづくり×地域」についての事例やヒントを学びます。

Day0:プロダクトデザイナーのFULLSWING代表の佐藤界さん、上松技術専門校OBでソファブランドNOUS PROJECTS代表の中島弘敬さん

Day1:リノベーションスクールの講師も務めるStudio Tokyo West代表の瀬川翠さん

Day2&Day3:元良品計画のデザイナー高橋孝治デザイン事務所代表の高橋孝治さん、上松技術専門校OBでデザイナー・クリエイティブディレクターのTORCH代表小松大知さん

Day4:岐阜県飛騨で地域の広葉樹の活用をクリエイティブの力で推進する飛騨の森でクマは踊る代表の松本剛さん

Day5:全国の地域づくりや人を取材するHuuuu代表の徳谷柿次郎さん

Day6:木曽と京都の二拠点で活躍するフォトグラファーの池田昌広さん


現場を見て学ぶ「地域のものづくり」

木のモノプロジェクトでは、講師のお話のほかに、木曽地域の事業者さんの工房や地場産業の現場をフィールドワークして、地域の歴史や事業者さんの仕事を間近で見ることができます。

これまで地域を支えてきた産業や仕事を知り、その上で新しい価値を創造するヒントを見つけていきます。
 

職人も町民も学生も参加する実践型スクール

木曽地域にある森林・木材産業の人材育成をする学校や県内の大学に通う学生も参加していただき、多様な意見・アイディアを木のモノプロジェクトのものづくりに取り入れていきます。

これまで地域の事業者・産業とは関わりのなかった人々とのコミュニケーションの中から、木曽の森林・木材・ものづくりの未来を残すものづくりのカタチを生み出していきます。

誰もが地域の「つくり手」へ

木曽の木のモノプロジェクトは、木の商品作りや森づくり、地域資源の活用への興味を持ってもらうだけではなく、誰もが地域の「つくり手」になれるというきっかけとしていきます。

物質的なプロダクトをつくるだけでなく、自分たちが暮らす地域も自分たちで新しい価値やワクワクする瞬間を作り出していくことができる、という気づきを得られる。関わってくださったみなさんにとって、そんな機会となるはずです。

 

木曽の木のモノプロジェクトは長野県令和6年度県民参加型事業です。


conomichiでは

【conomichi(コノミチ)】は、
「co(「共に」を意味する接頭辞)」と「michi(未知・道)」を組み合わせた造語です。

訪れる人と地域が未知なる道を一緒に歩んで元気になっていく、「この道」の先の未知なる価値を共に創り地域に新たな人や想いを運ぶ、そんな姿から名付けました。

今まで知らなかった場所へ出かけて、その地域の風土や歴史・文化にふれ、その地域の人々と共に何かを生み出すこと。そこには好奇心を満たしてくれる体験があふれています。

地域で頑張るプレイヤーの、一風変わったコンテンツの数々。
まずは気軽に参加してみませんか?

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