2024/11/07更新
天龍峡「新しい観光会議」 - 消費する観光地から共創する故郷へ -
観光客が来るほど地域の暮らしや自然が豊かになる「回生的(Regenerative)観光」を目指すプロジェクト。
天龍峡地域に「デジタル村民」として関わる方々と共に、新たな地域観光の形を議論し、実践していく場を提供し、観光課題の解決を目指します。
INDEX
- こんな方におすすめ
- ただいま、おかえりと言える「新しい故郷」
- 天龍峡を訪れて故郷を感じる
- 「デジタル住民」として地域に関わる
こんな方におすすめ
- 天龍峡の地域を盛り上げる活動に関わってみたい方
- 観光関係の仕事をしていて、その力を発揮してみたい方
- デジタル村民として地域で実践できることを見つけたい方
- 新しい故郷と呼べる場所を作りたい方
ただいま、おかえりと言える「新しい故郷」
天龍峡はJR飯田線の天竜峡駅がある地域です。昭和初期に国の名勝に選ばれ、バブル期には数十万人が訪れる観光地となりましたが、現在では観光客の減少に悩まされています。日本国内に目を向けると、インバウンド需要が過熱する中で、持続可能な観光地のあり方を新たに模索する必要があります。
そこで、新しい関係人口施策を推進する「ねやねや天龍峡デジタル住民部」とクリプトヴィレッジ、そしてJR東海が連携し、天龍峡地域に「デジタル村民」として関わる方々と共に、新たな地域観光の形を議論し、実践していく場を提供し、観光課題の解決を目指す「新しい観光会議」を開始しました。
「新しい観光会議」では、これまで解決されてこなかった観光地の課題や、活かしきれていない資源、不動産を開放し、多くの方々がアクセスできる環境を作ります。
地域に関わりがなかった方々でも一緒に議論し実践できる場を提供することで、観光の未来を実現したい人々や、他の観光地と関わる同じ問題意識を持つ人々と共に、天龍峡を舞台に挑戦していきます。そして、「新しい観光会議」に関わるみなさまにとって天龍峡が単なる観光地ではなく、新たな故郷になることを望んでいます。
天龍峡を訪れて故郷を感じる
今回のプロジェクトでは、実際に地域にお住まいの方々と、地域外の方々が交流する場を作ることを大切にしています。そのため、プロジェクトに参加いただく際には、地域のフィールドワークとして天龍峡に訪れていただき、一緒に天龍峡の今を感じていただきます。
最後には、抽出した課題から、実践可能なアクションにまで落とし込んでいき、皆様と具体的に課題解決に取り組んでいきます。
「デジタル住民」として地域に関わる
私たちは、地域に観光に訪れるだけではなく、一緒に悩み考え実践してくれる新しい仲間の方々を「デジタル住民」と呼んでいます。
デジタル村民とは
クリプトヴィレッジが推進するLocal DAOプロジェクトにおいて、地域を積極的に支援したいと表明し、NFTに紐づいたデジタル住民票を購入した方々を指します。
デジタル住民になると、デジタル上での意見交換や意思決定に参加でき、またリアルな地域活動に足を運びイベントや伝統行事に参加することもできます。これらを通じて、これまで解決されてこなかった観光地の課題や、活かしきれていない資源、不動産にアクセスできる環境を作り、一緒に問題解決に取り組みます。
そこで、新しい関係人口として「デジタル住民」を定義し、皆さんと一緒に天龍峡で観光の未来をつくっていく可能性にかけたいと考えています。ぜひ一緒に天龍峡の未来を考えましょう。
conomichiでは
【conomichi(コノミチ)】は、
「co(「共に」を意味する接頭辞)」と「michi(未知・道)」を組み合わせた造語です。
訪れる人と地域が未知なる道を一緒に歩んで元気になっていく、「この道」の先の未知なる価値を共に創り地域に新たな人や想いを運ぶ、そんな姿から名付けました。
今まで知らなかった場所へ出かけて、その地域の風土や歴史・文化にふれ、その地域の人々と共に何かを生み出すこと。そこには好奇心を満たしてくれる体験があふれています。
地域で頑張るプレイヤーの、一風変わったコンテンツの数々。
まずは気軽に参加してみませんか?