農業×フードロス コミュニティ創出プログラム 【ZERO×JR東海 関係人口創出実証実験】

フードロス削減BOXを運営するZERO株式会社・東海旅客鉄道株式会社・株式会社ジェイアール東海エージェンシーが連携し、山梨県中央市・三重県津市の関係人口創出を目指した実証実験です。

フードロス削減にかける想い

本プログラムの主催であるZERO株式会社は、『地球上の貧困をゼロにする』ことをビジョンに掲げ、『もったいないを循環させてやさしい社会を創る』ことをミッションにフードロス事業を行っています。

上記の考えに至った背景として、代表者の原体験があります。
大学在学中に経験した世界一周中、アフリカで見た貧困・飢餓を目の当たりにしました。
日本をはじめとした先進国ではフードロスを発生させている一方で、開発途上国では貧困に苦しんでいる「地球の食のアンバランス」を解決しようと決意したことがきっかけです。


そこで生まれたのが、フードロス商品がお得に購入ができる無人販売機のフードロス削減BOX『fuubo』。

現在、全国各地に65か所以上設置されています。


フードロス食材を生かした料理を0円で提供する居酒屋『ZERO酒場』を開催

メイン事業であるfuuboでは、無人販売での衛生面の観点から消費期限の商品は扱うことが出来ません。


そこで、一次生産者やメーカー、飲食店からの生鮮食品をはじめとしたフードロス食材を使って全品0円で食事を提供する一日限りの居酒屋『ZERO酒場』を開催。
今回のプログラムにご協力いただくヨダファーム様をはじめ、全15社から協賛いただきました。


『ZERO酒場』にて協賛いただいた商品。
規格外の野菜を使ったカレー、規格外いよかんのジュース、農作物を使用した試作品の缶詰など、普段は目にすることのない商品が並びました。


交流を通じたフードロスコミュニティの形成

全国各地から、フードロス問題に共感いただいた、異業種の約50名の方々が交流し、フードロスである食材同士のコラボレーション料理を楽しんでいただくことはもちろん、参加者同士で新たな取り組みが生まれたこともあり、満足いただけました。


そこで体験した、業種を問わないオフラインの『フードロスコミュニティ』を、地域を飛び越えて実施してみたい!と考えたのが、本事業のきっかけです。


今回のプログラムで行う予定のコミュニティイベント『ZEROフェス』では、各地域の生産者・自治体・企業・学生など様々な方々に参加していただきます。
協賛いただいた作り手の想いを届け、皆さんに地域を飛び越えて味わって頂く事で、繋がりをつくることを目的にしています。


農業の規格外いよかんを活用した商品販売を実施

また、地域を超えたフードロス活用商品の企画も行っています。

味には問題がないものの、形や大きさなどの理由で廃棄される予定の愛媛県の規格外いよかんを使用した100%ジュース「IMI」と、名古屋名物「シャチボン」がコラボレーションした商品を期間限定で販売しました。


JR東海が運営するECサイト「JR東海MARKET」にて、予約注文・受け取りができるBOX『スマートPick』にて販売し、農業のフードロスを活用した地域の特産品と名物菓子を掛け合わせた企画を実現しました。


『農業体験ツアー』とは一味違う、さらに学びの濃い体験

本プログラムでは、フードロス・農業・地域活性化などに興味のある参加者が、地域の異なる3つの一次生産者の方々にインタビューや収穫体験などを行っていただきます。


農業を通じて、各々の感じた地域の魅力をお互いにシェアし、発信することで、いつもの旅行とは違った魅力が発見できることでしょう。


現地での体験後のコミュニティイベントでも、様々な地域から集まった方との交流ができ、各々の学びをより濃くするはずです。


ただ収穫して野菜を食べるだけ、そんな農業体験より濃い体験をしませんか?

私たちZERO株式会社とJR東海では、たくさんの学びや発見があり、記憶に残る体験をしてほしいという思いからこのプログラムを企画させて頂きました。

そのために全国3か所の先進的な取組をされている農家さんを訪問していただく前に、「社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン『IDEAS FOR GOOD』」の井上様をお招きして、地域との関わりの実体験や現在の農業の構造やそれによるフードロスの問題などを取り上げる講座をご用意いたしました。

さらに現地ツアーの後も、学びを深堀りできるワークショップを実施し、体験し学んだことをアウトプットしていただくことで、より学びを深めていただけます。

参加していただく皆様にとって忘れられない体験、地域になるようサポートさせていただきます!

≪皆様の体験記事をJR東海サイトに掲載予定です!地元のメディアにも掲載されるかも!?≫


conomichiでは

【conomichi(コノミチ)】は、
「co(「共に」を意味する接頭辞)」と「michi(未知・道)」を組み合わせた造語です。

訪れる人と地域が未知なる道を一緒に歩んで元気になっていく、「この道」の先の未知なる価値を共に創り地域に新たな人や想いを運ぶ、そんな姿から名付けました。

今まで知らなかった場所へ出かけて、その地域の風土や歴史・文化にふれ、その地域の人々と共に何かを生み出すこと。そこには好奇心を満たしてくれる体験があふれています。

地域で頑張るプレイヤーの、一風変わったコンテンツの数々。
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