「国連運輸部鉄道課」の不思議な人々 鉄道エンジニアの国連奮戦記

1,760円(税込)
商品コード
b9994
発売日
2011/02/21
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商品詳細

田中 宏昌
発売日:2011年2月21日


国連の「運輸部鉄道課」に派遣された鉄道エンジニアが、世界各国から派遣された一癖も二癖もありそうな専門家たちに囲まれて、《アジア鉄道近代化プロジェクト》のために獅子奮迅する日々をユーモラスに活写します。

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1984年、当時、国鉄(現JR)職員だった著者は国連のESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の「運輸部鉄道課」に、アジア鉄道近代化計画の鉄道課長として派遣される。国連といってもニューヨークの国連本部ではなく、場所はバンコク。

ESCAPの運輸部鉄道課にはソ連、フランス、西ドイツ、オーストリアなど、世界各国から派遣された一癖ありそうな専門家たちがいた。トラブルメーカーとして有名なユダヤ人・ベンダさん、ソビエト軍情報部の将校氏、「外交特権のベンツ」でせっせと利殖に励む国連職員・・・・・・。

若くして長逝したJICAのM君とともに、さまざまな事件に遭遇し、困惑し、苦笑し、ときに憤りながら、《アジア鉄道近代化プロジェクト》のために獅子奮迅する日々をユーモラスに活写する。


【著者プロフィール】
田中 宏昌(たなか ひろまさ)

鉄道エンジニア、工学博士。1939年、広島県呉市生まれ。63年、東京大学工学部卒業。同年、日本国有鉄道に入社。東京第一工事局次長、構造物設計事務所次長を経て84年、国連ESCAP運輸通信観光部鉄道課長。90年に帰国後、東海旅客鉄道に入社。取締役関連事業本部長、専務取締役新幹線鉄道事業本部長、代表取締役副社長を歴任。2002年より顧問として台湾高速鉄道プロジェクト技術指導。2010年より非常勤顧問。


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