みしま乗り物ドリームデイ

研修センターに集った
多様な「乗り物」


伊豆の玄関口・三島駅の北口を出て5分ほど歩いたところに、JR東海の総合研修センターがあります。普段この施設では乗務員の研修や、 保線作業の訓練の他、4月から5月頃にかけては新入社員研修が行われています。そんな研修センターに2025年2月22日、多様な「乗り物」が集合しました。 この日は研修センターの一部を開放し、三島市と連携して「みしま乗り物ドリームデイ」を開催したのです。 今回はJR東海の研修センターで行われた特別なイベントについてご紹介します。



東海道新幹線開業60周年

2024年は東海道新幹線が開通してから60周年となる、節目の年でした。60周年の節目に何か地域の方が喜ぶイベントをしてみませんかとJR東海から三島市へ提案したことからこのイベントは動き出します。 様々な案が出る中で、このイベント限定で普段は関係者しか立ち入れない研修センターを見学いただいたらどうだろうという、 研修センターはJR東海社員にとっても新入社員教育で必ず使用するいわば原点でもあり、三島市との記念イベントに最適だという意見があがり、研修センターに白羽の矢が立ちました。 こうして、研修センターでのイベント開催が決まりました。       

「みしま乗り物ドリームデイ」

いよいよ、イベント当日、研修センターの入り口には開門前から三島駅まで届かんばかりの行列ができていました。 研修センターには実物大の新幹線訓練装置や保守用車両といったJR東海の研修設備に加え、伊豆箱根バス、警察、消防のそれぞれの特殊車両の展示、三島スカイウォークのセグウェイ乗車体験、 伊豆フルーツパークのいちご狩り体験、さらに十数台のキッチンカーと伊豆箱根鉄道の物販ブースなどが集まり、 かつてないほどの盛り上げを見せていました。当日開催したクイズラリーには多くの方が参加され、特別に間近で見られる新幹線の訓練装置には長蛇の列ができていました。 最終的にイベントには約3,000人が来場され、三島市とのイベントは大成功に終わりました。         



JR東海と地域との歩み

これまでJR東海は地域の皆さまと、地域の魅力を発信する様々な取組みを行ってきました。今回のイベントも、三島市の方にとっても、そうでない方にとっても、 三島市に縁のある多様な「乗り物」に触れ、三島市に想いを馳せるきっかけとなったのではないでしょうか。 2024年で新幹線は開業60周年を迎えました。新幹線だけでなくJR東海の静岡支社管内を走る在来線、東海道本線・御殿場線・身延線は日々多くのお客様と歴史を乗せて運行しています。 これからもJR東海は地域の皆様と共に歩み、地域の魅力を探していきます!       

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※本記事は2025年2月に行われた「みしま乗り物ドリームデイ」について記載しています。