Wedge2023年3月号

550円(税込)
商品コード
w9985
発売日
2023/02/20
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多死社会を生きる
「人が死ぬ話をするなんて、縁起でもない」 はたして、本当にそうだろうか。死は日常だ。 その時期は神仏のみぞ知るが、いつか必ず誰にでも訪れる。 そして、超高齢化の先に待ち受けるのは〝多死〟という現実だ。 日本社会の成熟とともに少子化や孤独化が広がり、葬儀・墓といった 「家族」を基盤とするこれまでの葬送慣習も限界を迎えつつある。 そのような時代の転換点で、〝死〟をタブー視せず、向き合い、共に生きる。 その日常の先にこそ、新たな可能性が見えてくるはずだ。

浅川澄一、小谷みどり、鵜飼秀徳、小林武彦、宮下洋一、足立倫行、山田敏弘、佐藤弘夫
編集部浅川澄一、小谷みどり、鵜飼秀徳、小林武彦、宮下洋一、足立倫行、山田敏弘、佐藤弘夫、編集部



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<目次>
Part 1 地盤沈下する葬儀・火葬
東京圏の葬送事情 生の出口と死の入り口をつなげ  編集部

Part 2 変わる終末期医療
〝病院信仰〟から脱却し、「死」を受け入れる医療へ  浅川澄一 福祉ジャーナリスト

Part 3 多様化する墓
個人でお墓を持たないという選択  編集部

COLUMN
お墓問題も「福祉政策」にすべき   小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事

Part 4 消滅する寺院
人口減少で〝寺院消滅〟の危機 「地域に開く」役割を取り戻せ  鵜飼秀徳  ジャーナリスト

COLUMN
「坊主バー」の店主が描くお寺の近未来  編集部

Part 5 サイエンス×死生観
INTERVIEW
生物はなぜ死ぬのか? AIが人間の進化を止める 小林武彦 東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野 教授

Part 6 「死ぬ権利」の歴史
「多死社会だから安楽死」が日本人に不向きな理由  宮下洋一  ジャーナリスト

一冊一会 特別編
書籍でめぐる死生観  足立倫行 ノンフィクション作家 編集部

Part 7 法医学の窮状
「死者の声」を社会に還元 死因究明制度の強化は急務  山田敏弘  国際ジャーナリスト

Part 8 葬送の過去・現在・未来
変わる日本人の死生観 生者と死者をつなぐ新たな物語を 佐藤弘夫  東北大学大学院文学研究科 教授 ・・・etc



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