恵那市

ダム建設物語と雄大な渓谷美を感じられる恵那峡へ

恵那峡は、大正時代に建設された発電用ダム・大井ダムによって木曽川をせき止めて造られた人造湖で、ダム湖百選に選定されています。

ダムが建設されるまで、恵那峡付近の木曽川は大きな岩がごろごろした急流でした。水力発電には絶好の地形と豊富な水量に着目した実業家・福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、ダム建設に挑み、度重なる洪水などの苦難を乗り越えて大井ダムを完成させました。

県立自然公園にも指定されており、春は満開の桜やツツジ、夏は鮮やかな新緑、秋は飛騨・美濃紅葉33選にも選定されている峡谷一面に広がる紅葉、冬は湖面に集う水鳥など、四季を通じて様々な景観を堪能できます。また、渓谷を巡る遊覧船も発着しており、ダム以前の急流を彷彿とさせる湖畔の奇岩や絶壁が観覧できます。

アクセス
JR中央本線「恵那駅」東鉄バス恵那峡行き「恵那峡」バス停下車