東海道新幹線 × ACE LUGGAGEコラボ

1960年創業のスーツケース&バッグ製造販売を行っているエースラゲージとコラボして、スーツケース等を製作しました!
スーツケースは「東海道新幹線の窓」を本体素材に、「東海道新幹線の座席生地」を内装に、「車両のアルミ」をバッジに活用しています。
今回は、引退した東海道新幹線がスーツケースへ生まれ変わる過程をご紹介します。

東海道新幹線の窓を
スーツケースのボディに


スーツケースのボディ部分に使われる素材「ポリカーボネート」は、耐久性や耐衝撃性に優れ、強度がある素材です。 実は、東海道新幹線N700系typeAの普通車に搭載されている窓も「ポリカーボネート」です。窓の厚みは約1.7cm。お客様を守るため、とても頑丈な作りです。 これを“粒状(ペレット)”にして、スーツケースとして強度を保つ絶妙なバランスである30%を、ボディに配合しました。 さらに強度としなやかさのバランスを最適にするため、通常使っているポリカーボネートとABS樹脂をブレンドしています。 1960年創業のエースラゲージの長年の経験と実績に裏打ちされた独自のレシピです。



東海道新幹線の座席シートを
忍ばせたインテリア


内装デザインの一部には、引退した東海道新幹線N700系typeAの普通車から取り出された座席シート生地を再利用しています。 このシートは“ベルベット”や“ビロード”と呼ばれるモケット生地で、上質な見た目や触り心地の良さが特徴です。表面のパイルは毛足が短く起毛仕立てで摩擦に強い特徴もあります。

座席シート生地は、実際の東海道新幹線の座席から取り出された生地のため、既に“立体物”。立体形状のまま洗浄し、テープなどをほどいたり外したりして平面の状態に戻してから、生地幅と模様の向きを考慮して裁断を行いました。 座席として縫製されたステッチや、生地の擦れた部分など、実際に使用されていた名残が、東海道新幹線が走る現役の姿を想起させます。



東海道新幹線の車両アルミが、
新幹線型バッジに変身


東海道新幹線の車両に採用されているアルミ素材の一部は、車両引退後、原材料として再利用され「再生アルミ」という第二の人生を歩みます。 この東海道新幹線再生アルミは、製造する際のCO2排出量が、通常のアルミを新製する場合に比べて97%削減でき、実際に駅舎や内装用建材などに再利用されています。 そんな再生アルミをプレス機で加工し、N700系typeAを象徴する、2本のラインと新幹線シルエットをモチーフにしたバッジとして、スーツケース前面左下部にあしらいました。

当社サイトでは、東海道新幹線の象徴であるホワイトのカラーを販売いたします。 機内持ち込み可能なサイズ(国際線・国内線100席以上)と、預け入れの中型サイズの2種類のサイズでご用意しています。 鉄道旅はもちろん、飛行機移動でも活用できるサイズ感です。機内持ち込みサイズは日帰りまたは1~2泊程度、中型サイズは3~5泊程度の出張や旅行に適しています。 旅行先の気候や季節、旅の目的によって荷物の量も変わるかと思いますので、ぜひ旅先や旅プランを想像しながらご検討ください!

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