商品詳細
- 八ッ橋が誕生したのは、元禄二年(1689年)です。
江戸時代前期、箏の名手であり作曲家でもあった八橋検校は、「六段の調べ」など数々の名作を生み出し、近世筝曲の開祖と称えられています。 歿後、黒谷の金戒光明寺にある常光院(八はしでら)に葬られましたが、墓参に訪れる人は絶えることがありませんでした。
そのため検校没後四年後の元禄二年、琴に似せた干菓子を「八ッ橋」と名付け、黒谷参道にあたる聖護院の森の茶店にて、販売し始めました。 現在の当社本店の場所にあたります。以来、300年余りに渡り、当社は八ッ橋を製造し続けています。
八ッ橋の定義は、「米粉と砂糖をあわせたものに、にっきで香りづけをしたお菓子」です。当社はこの定義に従い、長年美味しい八ッ橋を追求してきました。大変シンプルな作りものですので、原料となる米や砂糖は、八ッ橋の美味しさを引き出すものを厳選しています。また八ッ橋に欠かせないにっきについても、風味が豊かで刺激が少ないものをもとめています。
京のみやげが勢ぞろい。京銘菓、お土産、お弁当など、多数取り揃えております。