コメと日本人 「令和の米騒動」─。米価高騰、コメ不足の原因は複数あるが、ここまで騒ぎが大きくなった背景には、稲作に対する、長年の国民の無関心もあるのではないか。 稲作の未来を経済的に考えれば、スマート化、大規模化一択なのだろう。 しかし、それによって地域の担い手や環境保全は誰が行ってゆくのかの議論は乏しい。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、米価が下がれば関心をなくすのではなく、日本の稲作の未来をどうするのか、時間をかけて考え、耕していく必要がある。 文・藤原辰史、小川真如、藤井一至、中西 享、髙槻泰郎、多賀一晃、暉峻淑子、編集部 試し読みはこちらから!
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