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- 八雲と描いた日本の民話──
小泉セツの松江
小泉八雲が日本で最初に暮らした地、島根県松江市。英語教師だった彼は松江藩の家臣・小泉家に生まれたセツと出会い、結婚を機に、文学者として飛躍を遂げます。
彼女が語る昔話や、その声色、表現は八雲の創作の源泉となり、やがて彼女は八雲文学の共著者のような存在に──。
セツの豊かな才能と生涯を探るべく、2人が暮らした松江を訪ねます。
<目次>
第1章 小泉セツの生き方に触れる
コラム1 八雲を〝生んだ〟小泉セツの豊かな感性 文=田渕久美子
第2章 セツと八雲ゆかりの場所を歩く
コラム2 セツの声にハーンが聴き取ったもの 文=西 成彦
第3章 セツが生まれた松江に遊ぶ
小泉セツの松江〔案内図〕
特別企画 東京国立博物館創立150年記念
特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」より
刀剣の煌めき
おいしいもんには理由がある 文=土井善晴
粉もんは、楽しい [大阪市]
京都の路地 まわり道
文=千 宗室
黄組
ひとときエッセイ「そして旅へ」
文=石川直樹
変わったこと変わらないこと
あの日の音
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風で奏でる音色
わたしの20代
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ホンタビ! 文=川内有緒
渡邉 格・麻里子著
『菌の声を聴け』[鳥取県智頭町]
地元にエール これ、いいね!
奈良の革靴[奈良県大和郡山市]
ホリホリの旅の絵日記 文・絵=堀 道広
山山写真館ほか[愛媛県松山市ほか]