掛川市のミニさつまいも
掛川の恵み
秋の訪れと共に、静岡県掛川市で栽培された小さなさつまいもが、美しい輝きを放ちます。
その中には、収穫時に50g未満だったため出荷できなかった「ミニさつまいも」と呼ばれる、規格外のさつまいもがあります。このさつまいもは市場に出回る前に廃棄処分されてしまうため、「隠れ食品ロス」とも呼ばれ、活用方法を自治体や農家の皆さまが探していました。一体、どのような活用がされたのでしょうか。小さなさつまいもが、主役となるストーリーの始まりです。
ミニさつまいもの行方
掛川市で育ったさつまいもは、甘みがぎゅっと詰まった自然の味です。ミニさつまいもは、出荷規格には満たない大きさですが、通常の大きさのさつまいもと全く変わらない甘さを秘めています。この特徴を最大限活かすために立ち上がったのが、ホテルアソシア静岡でした。ホテルアソシア静岡のシェフは、「ミニさつまいも」の魅力を最大限に引き出すメニューを考案しました。
持続可能な食への旅
「地産地消」やフードマイレージ削減を意識したこの取り組みは、地元とお客様が共に地域の未来を考えるきっかけを、料理を通して提供することができます。遠くから運ばれる食材ではなく、地域で生産された規格外の食材を味わうことで、環境にも優しい選択をすることが可能になります。ミニさつまいもの生産者であるジャパンベジタブル株式会社の皆様も、「小さく売り物にならなかった、丹精込めて育てたさつまいもを、おいしく食べていただけることを大変うれしく思っています。」とおっしゃっています。
地域との繋がり
小さなさつまいもが生んだこの大きなものがたりは、掛川市・農家の皆さまとホテルアソシア静岡の連携から生まれました。焼き野菜やサラダ、デニッシュ等に生まれ変わったミニさつまいもに、ホテルアソシア静岡に訪れたお客様たちは舌鼓を打ちました。この取り組みは昨年からはじまり、好評だったことから今年も提供しています。是非、ホテルアソシア静岡でミニさつまいもの甘みをお楽しみください。今後も地域の方々と協力したサスティナブルな活動を続けていきます!
商品一覧
※今シーズンのホテルでの提供は2024年12月中旬までを予定しています。また、収穫状況等により、期間中でも本さつまいもが提供できない場合があります。