#71

古民家のぬくもりが漂う、珈琲店

柴田 駿一さん 飛騨ともえホテル 店主、三寺まいり奉賛会 会長

自分のふるさとに帰ってきたかのように、くつろいでほしい。そんな思いをおもてなしに変えて、お客さまを迎える柴田さん。彼は、“三寺まいり奉賛会”の会長も務めています。

  • Q.
    “三寺まいり奉賛会”の会長である、柴田さんにお聞きします。そもそも三寺まいり とは、どういった行事なのでしょうか?
    A.
    三寺まいりは毎年1月15日に行われる、飛騨古川で200年以上も前から続く独特の伝統行事です。この行事は親鸞聖人のご遺徳を偲び、町内の3つのお寺(円光寺・真宗寺・本光寺)を詣でる習わしで、2mある雪像ろうそくを道路に点灯させるほか、願いを込めて千本ろうそくをお参りします。

  • Q.
    縁結びが叶う行事としても、知られているとか。
    A.
    はい。昔、野麦峠を越えて出稼ぎに行っていた娘さんたちが三寺まいりに着飾って巡拝したことで、男女の出逢いが生まれたそうです。そんな言い伝えもあって、いつからか縁結びが叶うお参りとして知られるようになりました。人々が出逢える大事なイベントだったんですね。

  • Q.
    大きな和ろうそくも、気になります。
    A.
    この行事では、手づくりの大きい和ろうそくを各寺に奉賛します。その和ろうそくをつくるのが、老舗の三嶋和ろうそく店7代目の三嶋順二さんです。彼の息子さんが8代目となり、その技術を継承していくように、この伝統ある行事も次代につなげていきたいと思います。

  • Q.
    柴田さんのお気に入りはなんでしょうか?
    A.
    「壱之町珈琲店」がお気に入りです。珈琲はもちろんですが、カレーライスもとてもおいしいですよ。

  • Q.
    どのような点が気に入っているのでしょうか?
    A.
    古民家を改装してつくられているからか、あたたかみのある雰囲気がいいですね。心がとても落ち着きます。リラックスしたい人に、とてもおススメの場所です。

  • Q.
    HC85系について思うことは?
    A.
    これまで頑張ってくれたワイドビューがなくなるのはなんだか寂しいですが、「新型特急ひだ」が新しい風を吹かせてくれると思うととても嬉しいです。高山本線から見える景色は渓谷や飛騨川など、景観がとても素晴らしいです。ご当地飛騨古川は日本の原風景が残っており空気が違います。「新型特急ひだ」のデビューによって、多くの方に知ってもらえればと期待しております。

  • Q.
    HC85系のデビューをきっかけに、地元がどう変わればいいと思いますか?
    A.
    人々の往来がさらに活発になり、観光のお客さまに長く滞在していただくことで経済の活性化につながればと考えています。

    ※2023年3月時の情報です。

PICK UP

飛騨ともえホテル

飛騨古川駅から徒歩2分。瀬戸川と白壁まで徒歩圏内。
個部屋の囲炉裏食事処で郷土料理と飛騨牛をゆっくり楽しめる宿です。

※撮影時のみマスクを外しています