#67-70

多彩な美味にあふれる、高山本線の沿線

(左から)下屋 徹さん、大木 慎也さん、 古田 淳さん、山方 友貴さん 東海旅客鉄道株式会社 高山保線区

鉄道を利用するお客さまの安全をしっかり守り、快適な旅を楽しんでいただく。そのために今回登場していただく保線区の方々は、レールや枕木などの点検を行っています。

  • Q.
    “高山保線区”に所属するみなさんは、どのような業務を手がけているのでしょうか?
    A.
    高山本線は岐阜駅から富山駅までをつないでいますが、高山保線区は、このうち中川辺駅から猪谷駅までの線路設備や土木構造物の維持管理を担うプロフェッショナル集団です。HC85系がデビューする前は、日々の維持管理業務と並行して駅ホーム設備の改良などを進めていました。

  • Q.
    HC85系がデビューした際も、活躍されたそうですね。
    A.
    デビュー当日の令和4年7月1日には、ホームにて横断幕を持つなどしてお客さまをお出迎えしました。私たちは、日頃の業務でお客さまと直接関わることはあまりありませんが、こうした機会を通じて、私たちの仕事がお客さまの笑顔につながっていることを肌で感じるとともに身の引き締まる思いがしました。

  • Q.
    今回は、みなさんの“食”についてのお気に入りを紹介してくれるとか。まずは、下屋さんからお願いします。
    A.
    私が紹介したい料理を提供してくれるお店は、高山市天性寺町にある“大黒屋”さんです。飛騨手打ちそばが有名ですが、今回はお店のおすすめにもなっている「天ころそば(貝柱)」を。豊かな風味の天ぷらとそばの相性は、ピカイチです。また食後に出してくれるそば湯は、そばとは別につくっており店主のこだわりを感じます。これまで、そば湯そのものを飲むことは少なかったのですが、“大黒屋”のトロトロのそば湯は絶品で、そば湯の魅力に初めて気づかされました。高山はラーメンが人気ですが、実はそばもおいしいんですよ!ぜひ来てみてくださいね!

  • Q.
    次は、山方さんにお聞きします。
    A.
    高山にはキッチンカーが多く、イベント会場などでよく見かけます。その中の1台“やまなか団子”では、熱々の「みだらし団子」や「あぶらえ五平餅」を提供してくれるんです。ちなみに、飛騨の団子は『み「だ」らしだんご』と呼ばれる、醤油ベースの団子で香ばしさがたまりません。飛騨では、これがスタンダードです。また五平餅は、地元名産のあぶらえ(えごま)をたっぷり使って焼かれています。 “やまなかだんご”は休日限定とあって、巡りあう機会も少なく出会った時はまさに運命といえるでしょう(笑)。見かけたら、迷わずお立ち寄りください。

  • Q.
    古田さんは、いかがでしょうか。
    A.
    私が紹介するお店は、飛騨市古川町にある“渡辺酒造店”さんです。創業は、明治3年。酒づくりは「化学であり、物理であり、そして哲学である」という9代目当主・渡邊久憲さんがつくる数々の酒はどれも絶品で、さまざまな輝かしい賞を受賞しており、日本一の受賞数を誇っています。例えば、日本酒「蓬莱」もそのひとつ。特に“純米吟醸 蓬莱 家伝手造り”は大人気です。やわらかさの中にある奥深いコク、お米の旨味をぜひご賞味あれ!

  • Q.
    続けて、大木さんにお聞きします。
    A.
    私が推薦するのは、合掌造りを移築し復元させた“飛騨の里”近くにある“お食事処 大喜”です。創業は昭和48年で、現在は2代目店主が経営しており、合掌造りをモチーフに建てられた創業当時の建造物は当時のまま残っています!このお店では、飛騨の魅力あふれる郷土料理を存分に味わうことができますが、今回ご紹介したいのは「飛騨牛の握り寿司」。飛騨牛を使用した握り寿司は、食べた人を虜にします。つけだれの濃口醤油が味を引き立て、そのおいしさは言葉になりません。 「飛騨牛の握り寿司」をはじめ、大喜の料理を一度でも味わえば喜びの輪が広がること間違いなし!ぜひ、 “お食事処 大喜”へ。

  • Q.
    最後に、下屋さんにお聞きします。ご自身が夢に描く、HC85系の新しいサービスはありますか?
    A.
    飛騨路の旅では、四季折々の大自然を楽しみにされている方も多いのではないかと思います。HC85系の車窓から見える景色もすばらしいですよね。私は、線路設備などの確認のため、列車の運転台に添乗することがありますが、列車前頭から見える眺望はより格別なものです。この特別な眺望を、どの席からでもお楽しみいただけるような新たな技術が生まれて欲しいなと切に願っています。

    ※2023年3月時の情報です。

PICK UP

高山保線区

高山本線沿線にあるJR東海の保線区のひとつ。
常に列車の運行に支障がないよう、線路を保守・管理してくれています。

※撮影時のみマスクを外しています