#48

下呂を熱くPRする、ホームの手湯

大薮 和浩さん 下呂駅 駅長

木のぬくもりを感じる駅舎に、どこか懐かしさを覚える下呂駅。駅長である大薮さんは、地元の人や観光客を迎え、見送りながら列車が安全に運行できるようさまざまな業務を行います。

  • Q.
    幼い頃から、地元で暮らしているのですか?
    A.
    私は、三重県の出身です。2021年7月に下呂駅長を拝命し、現在下呂市内で単身赴任生活をしています。

  • Q.
    地元の雰囲気はいかがですか?
    A.
    地元のみなさまは、本当に親切にしてくださいます。言葉のイントネーションが違うので、すぐに私が地元の人ではないと察しがつくと思うのですが、県外から来た私でも気軽に声を掛けてくださって、本当にあたたかい地域なんだなと。またお正月には地元の方々が駅前に門松を設置してくださるなど、下呂駅を非常に大切にしてくださいます。

  • Q.
    大薮さんのお気に入りはなんでしょうか?
    A.
    下呂駅のホームにある手湯です。私もたくさんの職場を経験しましたが、ホーム上に手湯がある駅は初めてでした。

  • Q.
    手湯は、いつ頃知ったのでしょうか?
    A.
    下呂駅へ初めて来たときです。ホーム上で湯気のようなものが上がっており、よく見ると温泉が!手を入れると熱く、この状況と温度にびっくりした記憶があります。

  • Q.
    どこに惹かれますか?
    A.
    駅は、地域の玄関口のひとつであると思っています。その玄関口で地元をPRする際は、通常ですとポスターなどの手段を使うのですが、手湯は実際に湧きでている温泉をホームまで引き、鉄道をご利用されるお客さまに最も気軽に泉質などを実体験していただけるようになっている。まさに、絶好のPRだと思っています。見て、体験する。これこそが、ご旅行の醍醐味です。ご旅行以外で下呂にお見えになられたお客さまでも、温泉気分を味わっていただけますし「今度、ゆっくり来てみようかな?」なんて思っていただけますよね。

  • Q.
    確かに、ユニークなPR手段ですね。
    A.
    ホームから湯気がでている駅なんて、全国的にも珍しいと思います。冬場は寒い下呂ですが、この湯気を見ているだけで何だか心がホッと癒されあたたまる気分になりますよ。

  • Q.
    HC85系のデビューをきっかけに、地元がどう変わればいいと思いますか?
    A.
    全国で、No.1の温泉地となることです。お客さまがどんどんHC85系で下呂に訪れ、温泉に浸かりながら心と身体を癒していただけたらと思っています。多くのお客さまがお越しになることで、地元がさらに活性化し、進化し、新しいサービスが提供でき、そのことによって再び下呂にお越しいただけるといったいいスパイラルが形成できればと感じているのです。その一端を、微力ながら鉄道でお手伝いできればうれしいですね。

    ※2023年2月時の情報です。

PICK UP

JR下呂駅

1930年(昭和5年)に開業された駅。
下呂温泉への玄関口で、多くの観光客で賑わっています。

※撮影時のみマスクを外しています