#39

着物を華やかに引き立てる、身近な野花

三浦 順子さん まるみ呉服店 店主

和の美しさ、可愛らしさが実感できる着物や小物などを販売している「まるみ呉服店」。その店の主である三浦さんは、今日も気さくな笑顔を見せながらお客さまと接しています。

  • Q.
    幼い頃から、地元で暮らしているのですか?
    A.
    生まれも育ちも、飛騨市古川町(旧吉城郡古川町)です。子どもの頃は、周辺の野山を駆けまわって遊んでいました。

  • Q.
    地元の雰囲気はいかがですか?
    A.
    夜は真っ暗で、静かなため、学生の頃は楽しくないと感じることも。けれども、四季がはっきりしているところ、自然の豊かさやすばらしさ、町全体の雰囲気、祭りの時の太鼓の音にはワクワクしていましたね。一度地元を離れた時期もありましたが、幼いころから暮らしていたためか、どこにいてもいつも歩く町や空の色、味噌煎餅、酒造から漂ってくる甘酒などの香りを鮮明に思い出すことができました。本当に大好きな地元です。

  • Q.
    三浦さんのお気に入りはなんでしょうか?
    A.
    幼いころから、「身近にある自然」がお気に入り。現在も、主人とともに登山をしたりウォーキングをするほどです。実は私が経営している呉服店の中で飾っている花は、秘密基地ともいえる自分だけが知っているスポットで採取してるんですよ。

  • Q.
    いつ頃から、お気に入りに?
    A.
    以前、着物の販売や着付けなどを学ぶために地元を離れましたが、その後地元に戻ってきたときですね。家業を継ぎ、手直しをした着物をお客さまに届けに行った帰りのこと、ふと足元の花を見て、店内で花を飾れば着物もより引き立つのではと考えたのがきっかけでした。

  • Q.
    どこに惹かれますか?
    A.
    季節が変化していく中、その時々にしか出会えない草花や山菜といった自然からいただける恵み、それを味わえる喜びがたまらなく好きです。そのため花の図鑑を持ち、「あなたは何てお名前なのかしら」と話しかけながら時間を忘れるほど採取に熱中してしまうことも。ただ花には来年も再来年も会いたいので、採るときはほんの少しだけいただくようにしています。

  • Q.
    よく花を摘みに出かけるのでしょうか?
    A.
    春から秋にかけて花が咲いている頃までは、休みの日や思い立ったときに。そのため、いつでも出かけられるように車の中にバケツやスコップ、長靴などを常備しています。
    朝早く日が昇った後に出発するときは、今日どんな花とどんな姿で出会えるのか、わくわくしながら車を走らせます。

  • Q.
    HC85系のデビューを、個人的にどう思われますか?
    A.
    まだテレビでしか観られていないので、会えるのを楽しみにしています。鉄道は私にとって、夢の世界へ連れて行ってくれる乗り物ですし、刺激を与えてくれますから。以前、名古屋から飛騨古川へ向かう際は、高山本線をよく利用していました。走る列車の車窓から、四季の移り変わりが感じられるためです。ただ新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ここ数年は乗車できておらず出かける一歩を踏みだせずにいますが、いつかまた乗車したいと願っています。HC85系なら、その一歩を踏み出させてくれるのではないでしょうか。

    ※2023年1月時の情報です。

PICK UP

まるみ呉服店

飛騨古川にある呉服店。
「お客様と着物との出会いを大切に、小物から下着まで揃えて魅力的な装いを提案しております。お気軽にご来店ください。」と三浦さんは呼びかけます。

※撮影時のみマスクを外しています