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郷土愛を熱情的に伝える、手筒花火。

山下 英次さん 飛騨高山お宿山久 代表取締役、飛騨高山手筒組 組長

大正ロマンの雰囲気が漂う旅館「山久」のご主人である山下さんは、地元で仲間たちと手筒花火の普及に努めているそう。高山の観光を盛り上げるため、彼は昼夜を問わず活動しています。

  • Q.
    幼いころから、地元で暮らしているのですか?
    A.
    はい。一時期、高山を離れていましたが、大学を卒業したと同時に実家へ。
    それから母と、この旅館を始めました。

  • Q.
    日々の暮らしを、どう感じていらっしゃいますか?
    A.
    自然に囲まれた、のどかな風景が大好きです。特に私の住む寺町にある「東山遊歩道」は、昔ながらの風景が残されている貴重な場所。毎日、愛犬との散歩を楽しんでいます。

  • Q.
    山下さんのお気に入りはなんでしょうか?
    A.
    1年に1回、8月9日に厄祓いを目的に開催される「飛騨高山手筒花火」です。

  • Q.
    厄祓いのとき以外でも、打ち上げる機会はあるのでしょうか?
    A.
    高山が市町村の合併で日本一広い市になったときや、平成から令和に年号が変わったときなど、時代の流れの節目節目で打ち上げてきました。コロナ禍でさまざまなイベントが中止に追い込まれた際も、手筒花火は無観客やライブ配信などで自主的に開催。毎年、1度も欠かすことなく続けてきました。

  • Q.
    お気に入りとなったきっかけは?
    A.
    39年前のことです。“手筒花火を高山で打ち上げたい!“という強い思いから、 「飛騨高山手筒花火」は始まりました。友人たちと「第1回手筒花火」を開催した当時は、高山の観光行事としての認可もおりず、観光客もまばらでした。それでも諦めずに活動を続けたおかげで、数十年後には正式な観光行事に。今は感無量の思いです。

  • Q.
    どのような点が気に入っているのでしょうか?
    A.
    手筒花火に着火し、10メートル近い炎が降り注いだ後、爆音とともに筒底が跳ねる瞬間がたまりませんね。

  • Q.
    HC85系に期待することはありますか?
    A.
    国内外のお客さまがHC85系に乗り、高山駅でわんさかと降りる。そんな風景が早く見られることを心待ちにしています。

    ※2022年10月時の情報です。

PICK UP

飛騨高山お宿山久

アンティーク・古美術が飾られた館内は、大正ロマンと家庭的な雰囲気が調和する空間。代表取締役である山下さんは、「骨董品や絵画の趣味をお客様に喜んでいただけることが、花火以外の喜びですね。」と語ります。

※撮影時のみマスクを外しています