2024.03.25
東海道新幹線再生アルミと間伐材を活用した内装用ルーバーを共同開発しました!
~循環型社会の形成に向けたJR東海グループ・大建工業・相模原市の取組み~
東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」)とジェイアール東海商事株式会社は、大建工業株式会社、相模原市と共同で、相模原市津久井地域の間伐材と東海道新幹線再生アルミを活用した環境に配慮した内装用ルーバーを開発しました。
1.製品概要
<商品名>
不燃造作材「グラビオルーバーUSボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」
<用途>
空間に立体間を生み出し、天然木突板による意匠性を高める不燃造作材
<構成素材>
・東海道新幹線N700系車両をリサイクルした東海道新幹線再生アルミ
・さがみはら津久井産材(相模原津久井地域の杉の間伐材)
※同商品は他の間伐材でも代替可能です
・大建工業が独自に開発したエコ素材かつ不燃材料である「ダイライト」
1.製品概要
<商品名>
不燃造作材「グラビオルーバーUSボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」
<用途>
空間に立体間を生み出し、天然木突板による意匠性を高める不燃造作材
<構成素材>
・東海道新幹線N700系車両をリサイクルした東海道新幹線再生アルミ
・さがみはら津久井産材(相模原津久井地域の杉の間伐材)
※同商品は他の間伐材でも代替可能です
・大建工業が独自に開発したエコ素材かつ不燃材料である「ダイライト」
2.開発の経緯
東海道新幹線再生アルミを活用してマテリアルリサイクルを推進するJR東海グループと、間伐材を用いた木製建材などサステナブル素材の開発ノウハウが豊富な大建工業が、環境に配慮した建材の開発を検討していたところ、森林循環を促進し、間伐材の有効活用に取り組む相模原市との思いが一致したことで、共同開発が実現しました。
3.イノベーション創出促進の取組み
今回の共同開発は、JR東海、相模原市、神奈川県が2023年11月1日に締結した「中央新幹線神奈川県駅(仮称)の周辺開発を契機としたさがみロボット産業特区におけるイノベーションの創出促進を目的とした連携協力協定」に基づく、「新素材発明等に係る研究開発」及び「循環型社会の形成」に向けた取組みの第一弾の成果となります。
JR東海が整備・運営し、神奈川県相模原市に本日オープンしたイノベーション創出促進拠点「FUN+TECH LABO」(ファンタステックラボ)では、本製品を天井部材として活用しています。
4.その他
現在リニューアル工事中の東急田園都市線駒沢大学駅のホームでも他の地域産材を用いた「グラビオルーバーUSボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」が活用される予定です。